憧れの婚約指輪。
フィアンセからもらったけど破局。
あれは10年前?
破局を機に、もっと、相手のことを思いやれる自分になりたい!
自分を変えたくて、一人暮らしを始めたり、新しいことにもチャレンジしました。
その一つが、お茶のお稽古。
なぜか。
お茶の所作は、相手を思いやる気持ちが形になったものだと聞いたから。
そして、自分の心も見つめ直したかったから。
お茶のお稽古で私が一番勉強になったのは、お茶の先生の姿勢でした。
お茶の先生は私の母と同じ年なのですが、
それはそれは愛嬌があり、お料理が上手で、
仕事帰りのお稽古は、お腹が空いているだろうからと、
いつも夕飯をもてなしてくれました。
先生には、母にもできない悩みの相談が不思議とできました。
一緒に笑ったり、時には一緒に泣いてくださいました。
そうした日々の先生のお姿から、あぁ、相手を思いやるって、
こういうことなんだなと、感じ取ることができました。
「明子さん、お茶を学ぶからにはお着物でお稽古に励んでほしいの。」
と先生に話をされたときは、
えーーーーっ!?興味ないしーーーー。と心の中で呟く私。
私には全く縁のなかった着物の世界・・・
お茶さえ学べればそれでいい、と思っていた私。
でも、これも自分を変える新しいチャレンジだ!楽しむことにしよ、
と気持ちを切り替えて、着物や帯、自分でもとめて揃えていき、
お茶と着付けのお稽古に通うようになりました。
しばらくしてまた先生からお話が。
「明子さん、せっかくお着物学んでいるんだから、目標持ってほしいの」
えーーーーっ?お茶と着付けのお稽古で精一杯、目標って何?と内心パニック。
でも、今まではただ、やっているだけだったかも。
何でもやるからには、ゴールがあった方がやる価値は高まるかも。
と、決めた私の目標は、なんと!
「自分でもとめたお着物を自分で着付けて結納する」でした。
破局がきっかけでお茶の世界に飛び込んだので、
少しずつ、相手をもっと思いやれる自分に変われれば、
いいお相手が現れるのではという期待も込めて。
そして、自分の稼いだお金で、
自分の大切な晴れの日に、自分でこれが身につけたいと決めたお着物で、
自分で着付けをすることで、自分の人生自分で決めるんだ、
自分で自分を幸せにするんだ、という決意を込めて、掲げた目標でした。
その数年後、目標が叶い、自分で着付けをして迎えた結納の日。

(実はお相手は、尊敬するお茶の先生からの紹介です(笑))
結婚して、二人の子どもにも恵まれ、幸せ・・・な私。
でも、仕事でもプライベートでも子育てでも、よく壁にぶち当たります。
ささいな悩みはまだまだ尽きないです。
もっとこうなれたらいいのに!
今は子育てに追われ、なかなか新しいことにチャレンジする、
というわけにはいきませんが、やはり自分がちょっと変われるのは、
素敵な人との出会いかな、と私は思うのです。
特に社内には、素敵な人生の先輩がたくさん!
少し悩んだ時、イライラした時、ちょっと自分を変えたい時に、
一人で悩まず、先輩に打ち明けて、なりたい自分に少しずつ近づきたい!
そんな気持ちで書かせていただいてます。
<この記事を書いた人>

e-no お得意様担当
与那嶺明子(よなみね あきこ)
1977年生まれ・2児の母
アットホームな世界は苦手、人付き合いも苦手だった私・・・
そんな私が、e-noに入社してからお得意様や働く仲間との出会いで、
自分が変わっていくことを実感中。その心模様をブログで発信します。
ぜひ、感じたこと、気になったこと、
お声を与那嶺までお寄せいただけると嬉しいです。
↓↓↓
mail:akiko@e-no.com
メール、コメントお待ちしております!