本日の最高気温は23℃、最低気温が19℃の沖縄です。

気温だけを聞いたらもう12月だというのになんて暖かい場所なんだ?!と
うらやましく感じる人も多いのではないでしょうか。
でも、沖縄は寒いんです。その理由は冬になったら吹き荒れる「風」
今日の風速は7m/s(インターネット調べによると自転車で走った時に感じる風の力くらい)。
ビルの間だと傘をさす時にひっくり返らないよう、慎重になるほどです。
さらに私が寒く感じるのは屋外より室内。え?!どういうこと?!と感じるかもしれませんが、だってエアコンが入っているんですもの。
エアコンといっても暖房ではなく冷房(ドライ)です。

温度設定は24.5℃、風力は自動。沖縄で暮らして7年、沖縄の暑さには慣れましたが、エアコンの寒さには慣れないe-noの福田適子(ふくだあつこ)です。
朝ごはんを食べてない時は特に寒さが気になります。
それもそのはず、食事をすると人の体温は上がります(それを実感できるようになったのもつい最近のことなのですが)
特に朝は体温がもっとも低い時間帯。
朝食を食べて体温を上げることが1日の活動をスムーズに進める役割をになっていくれる、とのこと。
そんな私のために、先輩が沖縄の冬の体を温める琉球料理の一品を紹介してくれたのが「チンヌク(里芋)ジューシー」:今が旬のチンヌクを具に入れて作る炊き込みご飯です。冬至の日に家族の健康を祈ってつくるトゥルン(冬至)ジューシーは、チンヌクに変えてターンム(田芋)を入れて作ります。

炊き込みご飯は何だか作るのが大変そう。とこれまで自分で作ったことは無かったのですがやってみました!(参考:「母と娘が伝える琉球料理と食文化 」 新島正子 安次富順子 著)
今回の具材は

・チンヌク(里芋)・豚の三枚肉・にんじん・しいたけ・かまぼこ・ラード
出汁は豚だしを使うのが一般的ですが今回はカツオだしで。
具材を切って炊飯器に入れたら、いつものようにお米をたきます。
時間が経つこと30分。
私が一番驚いたのは仕上げにラードを入れること。

艶がでるだけでなく、ご飯のコクがます感じ。
じゅーしーを初めて作ってみて気づいたのですが、こんなに豚を使うなんて!
本土の炊き込みご飯は鶏肉を使ったりしますが、豚のお肉だけでなくかまぼこや脂まで使うなんて驚きでした。
じゅーしーだけで、野菜もお肉もとれてエネルギーになるスペシャルご飯です。
