エイサーや綱引きなど、旧暦に合わせた行事や伝統芸能がとても身近にある沖縄。
地域によっては土地で獲れたお米を収穫した後の
ワラ(藁)を使って縄を作る豊年の行事として行われる綱引き。

沖縄県内でも各地域、様々なところで行われています。
中でも南風原喜屋武で行われる「ケンカ綱引き」は独特。東(あがり)と西(いり)
に別れて勝負。体の大きな男性陣が本当のケンカをしながら真剣勝負で引きあいます。

祭りにはもちろんこどもも参加します。
太鼓を叩く姿がたくましい!男のプライドみたいなものを感じます。

全国ではこどもの人数が少なくなり、祭りも少なくなる中で、
100年以上続く祭りが今もなお、親から子へ受け継がれて存在することはいることは本当に貴重なこと。
祭りの時もおばぁが声をかけてくれる。どんな人も受け入れられる雰囲気に自然と心が暖かくなりました。
祭りはとても刺激的でしたが、こども達もそこにいる大人みんながいつも見守って育てる地域の暖かい時間でした。
実際の綱を引く様子は「血の気が多い男祭り、南風原 喜屋武(はえばる きゃん)の喧嘩綱引き」からご覧ください。