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写真：那覇市織名の住宅街より眺めた夜空
１０月も残りわずかとなりました。
関東から北の地域は雨模様。「肌寒くなっているよ」というお客様からの声も聞こえる季節ではありますが、沖縄はまだまだ半袖でも歩けるくらい。
今日の詩は、「おきなわ こども詩集『でいご』」より「夜空」をお楽しみください。
夜空
小学校６年生 兼浜 朋子
わたしは、夜空の星が好き。
なぜかわからない。
旅をする人は星を目じるしに
ある人は、名前をつけ
ある人はそれで物語を作った。
むかしの人は夜空の星で
生活をした。
今もかわらない。
星は、ただ暗い空を
装飾しているだけではない。
その小さな輝きにはなぞがあり、
人々に夢と希望をもたらしてくれる。
だから、好き。
ふと夜空をながめると、
北極星が笑っていた。
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「おきなわ こども詩集『でいご』’８２年」はe-no株式会社の前身である株式会社沖縄教育出版が、沖縄の子供たちの詩を財産として残していきたいという願いをこめて１９８２年に発行した詩集です。
