■このブログを書いた人
お客様担当の井坂歩(いさかあゆみ/37歳)です。
そんなに食べてない、そんなに呑んでないのに昨年一年間で3キロ太りました。我慢はしたくない!美味しいものを食べたい!ストレスを感じず、続けられて、健康的な体になれることを探しています。ぜひ、感じたこと、気になったこと、お声を井坂までお寄せいただけると嬉しいです。
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こんにちは。e-noの井坂です。
「挑戦してよかったーー」
あれは2019年4月20日のこと・・・。
那覇から車で約1時間半、那覇にはない沖縄の原風景が残っているといわれる今帰仁村にいつもはワクワクしながら向かいますが、今日ばかりはドキドキが止まりません。
その理由は、初めてハーフマラソンに出場するのです。
マラソンは小さな頃から大の苦手。一応、大学では体育を学んでいたのですがマラソンは小中高大と一貫して最後方を走っていました。
出場するよという同僚を横目に、絶対私は出場しない!と心に決めていたのですが、先輩の「走ったら何かが変わるかもよ」との言葉に触発されて出場すると言ってしまったのです。
後悔しながらも言っちゃったものは仕方がない、とマラソンの本を買い、1週間に2~3日の特訓をすることに。
足の運び方や呼吸法、1キロ毎のタイムラン。分かること出来ることはしようとスマートフォンのアプリを使いながら。約1ヶ月半の練習を重ね、当日を迎えました。
古宇利島は直径約2キロ、周囲が約8キロ。2005年に隣の屋我地島との間に古宇利大橋が開通し、車でいける離島となり観光客にも地元民にも人気の島です。
島の入り口にはビーチがあり、少し入ればサンゴ礁や鮮やかな魚たちを見ることができます。夕暮れには綺麗な夕日が、夜には満天の星空を臨ことができ、古民家の集落やサトウキビ畑があり、ゆったりとした時間が流れています。
「恋の島」や「神の島」とも呼ばれ、沖縄版「アダムとイブ」のような言い伝えもある、なんともロマンチックな島。

古宇利島マジックアワーRUNは、夕日のきれいな時間にワルミ大橋や古宇利島を走ることからとても人気の大会で、その年も3800人ものランナーが参加。
大会名にもなっているマジックアワーとは、日没前、日の出後に数十分ほど体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語だそうです。
さあ、小雨が降る中、午後3時30分スタートです!!

途中、地元の子供達が太鼓を叩いたり、差し入れを持って応援してくれたりと沖縄ならではの応援が続きます。沿道の方々ににどれだけ励ましてもらったことか。古宇利島と同じ今帰仁村にある「今帰仁の駅そ〜れ」の皆さんも応援に来てくださいました!

沿道の応援の方々は、手作りのサーターアンダギーやおうちの畑で採れたであろう今帰仁村特産品のスイカを出してくれるのですが、それが途切れることがないくらい続くのです。もう感謝感謝です。
マラソンの醍醐味はこのような応援の中、挑戦できることかもしれません。
そして、約8キロ地点、「もうしんどい、止まりたい」と思った時に、目の前に大きな下り坂。
降って行くと、視界がひらけていくようにサーーット目の前一面に真っ青な海と古宇利大橋が広がりました!

それはそれはもう素晴らしくて、当時京都から沖縄に来て13年目でしたが、改めて沖縄に来てよかったと感じた瞬間でもありました。
強い横風が吹く中、片道1960m、往復で約4キロ、あの沖縄の青い海の真ん中を走れるなんて、なんて贅沢!
挑戦してよかったー!!とこの時間を噛み締めながら走っていたのも束の間、今帰仁村天底と名護市の屋我地島を海上37.2mの高さで結び今帰仁村を一望できるワルミ大橋も渡ったはずなのですが記憶がありません・・・。後半は、ほとんど周りは見えていなかったのかもしれません。
練習してきた日々のことを思い出し、「あの練習もしたから絶対大丈夫、完走できる。途中で止めたくない」と何度も何度も繰り返し自分に言い聞かせていました。
汗や雨でぬれた顔、強い風でボサボサになった髪の毛、しんどくてついもれてしまう呼吸も気にならないくらい無我夢中。そして足の指の皮が捲れていることにも気づかず。
ただただゴールに向かって走っていました。

実は、マラソンは4年程続けてお誘いいただいていたのですが、絶対自分には無理だと断り続けてきました。ですが、「何かが変わるかもよ」との言葉に誘われてチャレンジ。完走後、振り返り感じたことがいくつかあります。
苦手なこと、できないと思っていることも、まずはやってみるという気持ち。
私でもコツコツ練習を続けたらできるようになるかもしれない、という自信。
でもそれは、たった一つの小さな成功体験に過ぎず自信を失うことも多い。練習してやり切るという経験を自分で作り、いくつも積み上げないと、自分は変われない、ということも感じました。
マジックアワーRUN in古宇利島は昨年(2020年)と今年(2021年)は残念ながら、新型コロナウイルスの影響により中止となってしまいましたが、来年(2022年)の4月にはまた挑戦しようと思います。
同じ今帰仁村内に、世界遺産に登録された今帰仁城跡もあります。ぜひ皆様、一緒に来年のマジックアワーに挑戦してみませんか?
何かが変わるかもしれません!
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