5月5日(火)今日は子どもの日。小4の子どもの日、母と弟とバスで那覇の首里から恩納村にある琉球村にハブとマングースのショーを見に行ったのを思い出した金城です。もう32年も前の話で、記憶が曖昧でしたが、母に聞くと「弟はポカンとしていたけど、あんたは真剣に見ていたよ」と、教えてもらいました。
皆さんは、こどもの日の特別な思い出はありますか?
今日の沖縄は
【 最高気温:28 ℃ 最低気温: 23℃ 湿度:94 % 】

17:12 八重瀬町
八重瀬町の農道で、見つけたデイゴの花。
デイゴは沖縄の県花で、4〜5月頃の初夏に、真っ赤な花を咲かせます。乾燥地を好むので雨量が少なかったら良く咲くそうです。
花が咲くときは、葉っぱが殆ど落ちてから咲くので、その独特の形と鮮やかな色が際立ちます。
アップで見るとこんな感じです。

近くで見れば見るほど、変わった形。何かに似てるなぁ、何だろう?
「あっ、恐竜のトサカ!」調べたらいました。デイゴみたいな頭をしている恐竜。
アンキオルニス・ハックスレイっていうらしいです。

話は逸れましたが、私のデイゴのイメージは、「強い」です。幹もゴツゴツしていて太く、形はずんぐりムックリ。沖縄の太陽をいっぱい浴びて、たくましく生きているチカラ強い花。沖縄の人みたいな花です。
だから県花に選ばれたのかなあと思いました。

17:30 八重瀬町
今日は、風が強くてサトウキビ畑もザワワ、ザワワと揺れていました。
どんなに大変な状況でも、自然界はいつもと変わらず、たんたんとその営みを続けてくれます。
今日もたくさん自然のパワーをありがとう!
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今日の詩は、「おきなわ こども詩集『でいご 第3集』’84・’85 」より、「 未来の目 」をお楽しみください。
「未来の目」
小学校六年 川武 聖子
目をつぶり耳をすますと ブーブーうるさい車の音。
このごろますますうるさい車の音。
あと十年
あと二十年もすれば、都会のように自然はこわされ この道路も
車でこんざつしてしまう。
そして、はいきガスもいっぱいになり、
木や草も泣き みんなの空が真っ黒になる。
人間は、未来に目を向けるが 自然は、こわされてしまう。
こんな未来の目って いやだなあ。
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「おきなわ こども詩集『でいご』第3集 ’84・’85」は、e-no株式会社の前身である株式会社沖縄教育出版が、沖縄の子供たちの詩を財産として残していきたいという願いをこめて1984年に発行した詩集です。