月の始めに行われるイーノ表彰式
7月1日の午後の3:30〜4:00に行われました。
この日は、全職員が集合して、目標を達成したチーム、みんなからありがとうが多かった人などを讃えます。

7月は、いつもの表彰以外に、特別賞を受賞した職員がいました。
最近、自分でも料理をするようになり少し太ってきたと話していた入社12年目、伊東江梨花(いとうえりか)さん(30歳)。
配送センターでイーノ商品の梱包や宅配箱など組み立てをする仕事をしています。
お仕事での表彰かと思いきや…

書道準初段進級の表彰でした。
「寛容能集人」とは…
寛容能く人を集む
心の広い人のところには、人が良く集まる
という意味です。
弊社では、週に1回、社内の会議室で書道教室をやっています。もちろんメンバーは、弊社職員、あと元職員のお子さんなど、総勢8名が習っています。先生ももちろん職員。書道の師範免許をお持ちの新垣秀子(あらかきひでこ)さんです。秀子先生は、入社20年、入社前は5段を持っていたそうですが入社してからも努力を重ねて現在8段、「今も勉強してますよ」とおっしゃっていました。
江梨花さんが前に出てくると、職員の皆さんがお母さんのような暖かい眼差しで見守ります。

「毎月月曜日に習字をやっているんですが、字を書くのが苦手だったんです。だんだん書けるようになりました。これからも頑張ります。」
と江梨花さん。
そして、秀子先生からも一言
「江梨花さんは優秀で一番真面目です。4時に仕事を終わってそこから歩いてきたら道具を広げてコツコツ一生懸命やってます。私が2ヶ月間ぐらい休んでいた時、生徒さんに課題を出して「自分たちでやっていてね」と話したんです。でも課題を出したのがえりかさんだけでした。他の生徒さんも見習って頑張って欲しいです。」
と話すと、どっと笑いが起こります。
この字の意味はわからないと話す江梨花さん。
難しかったところをと聞くと、
「細い字の部分が一番難しかったです。
例えば、「寛」のうかんむりの横線の部分など、横に書く字はどれも細くて…。
太く書くことが多かったので、秀子さんに「細い線を書いて」と言われ続けて、細い字が書けるようになりました。」
今までコツコツ続けて頑張った江梨花さんが、このような結果を出せたことに職員全員で喜びました。

この後、今まで江梨花さんを支えてくれた先生はじめ、書道教室の皆さん全員に食事券が授与されました。
コツコツ・・・1日1ミリメートル 10年偉大なり、20年恐るべし、30年歴史となる、50年人間国宝、100年世界遺産!コツ・コツ努力は裏切らない。e-noにはこんな素敵な言葉があります。