「ソーグヮチ」=正月。本日2月5日は、旧暦の1月1日。旧正月です。
中国では「春節」、大型クルーズ船で沖縄への海外観光客も少し多くなる時です。
市場へ足を運ぶと旧正グッズ(鏡餅など)もちゃんと置いてます。

とは言っても、学校や会社がお休みになるわけでは、ありません。
でも準備で忙しい女性(特に”長男嫁”さん!?)はお休みをとっている人が多いかな?
『おきなわ方言入門』
(昭和57年12月10日発行)
↓ での旧正月について紹介はこちら ↓
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沖縄では、正月になると”若水”をくむ習慣があちこちでみられた。若水のことを、ミージン(新水)、あるいはハチミジ(初水)、またはワカミジ(若水)などとよんでいる。
むかしは、部落の共同井戸から朝早く若水をくんで、茶をわかし、仏だんに供えたり、手や足を洗ったりした。
仏だん、火の神、神棚などには、赤・白・黄(順序は地方によって異なる)の色紙の上に、花米とともに銭やミカンなどをのせて供えた。
親類の家への挨拶(年始まわりと同じ)は、先祖への香をたくことには時まり、年長者があれば杯をもらい、長寿の縁起を祝う。なお、那覇あたりでは、そのときに年長者よりするめを細くさいたものを塩と箸でつまんで、ちょうだいする慣行がある。
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お正月料理といえば、ソーキ汁、ソーメン、ターム(田芋)、昆布が縁起ものですが、「するめ」のことは初耳です。どんな意味を表していることなのか? 今日は休みの長男嫁スタッフに聞いてみなければなりません。
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