愛さんがこんニャにまでもヤギがお好きだったとは! 山羊さんのお家を守ってくれているという、ニャかよしの番猫さんとの写真、可愛らしいですね〜〜
山羊さんのお家の番は、猫さん。私たち沖縄のおうちの守り神と言えば、シーサー。
そして、「ヤールー」でしょう。
(以下、こういった話題が整理的にダメな方は恐れ入りますが閲覧をお控えいただければと思います…)
シーサーはもちろん沖縄県外の方も多くの方がご存知だと思います。「ヤールー」もわりとよく知られているのでしょうか? ヤールー=ヤモリ;「家守」のことです。なぜ家を守ってくれるのか? お家に潜む虫を食べて(駆除)してくれているとのことです。あの恐ろしいゴキブリ(以下「G」と略したい)なんかも退治してくれているのだとか。本当?
改めまして、私、蜂谷は北海道出身。Gが住めない寒い地域から、日本のなかでも1、2を争う!?大きさのGがいるという沖縄へやってきました。そうです、G免疫が、ないのです。とは言ってもヤモリも身近な存在であったわけではありませんでした。でもどういうわけか、Gがダメで、ヤールーは可愛く見えるのです。
どうやら、沖縄にもGがオーケー派と、ヤールー絶対NG派がいる、ということがこの数年でわかってきました。そしてその派閥は基本的には相入れない感じ。ヤールーが苦手な人はGはけっこう平気で新聞紙などで間髪入れずにバシンと退治。その逆で、私のようにGダメな人は、ヤールーはけっこう平気で「かわいいじゃないですか?」と言ったりして怒られたりします。
この前も先輩の机の上にヤモリが鎮座していて「キャーーー!」という悲鳴をよそに、置き物みたいでかわいい〜と面白がって写真を撮って怒られました ……. どうやら、ヤモリが苦手な人は、亀も蛇もスッポンも爬虫類・両生類系がダメだということが、独自の調査でわかってきました。

それはそうと、どちら派でも沖縄で暮らしているからには、どちらも避けられない存在。皆さんどう折り合いを付けているのでしょう?
平均年齢は55歳、e-noメンバーに聞いてみました:
Sさん(60代):「チラシをいつも6つ折りにしてキッチンに置いていある。彼らは向いている方向に行くから、真っ直ぐにしかいかないから、30cmくらいを先回りして…!!うちの子どもたちはさ、”お母さんに見つかるゴキブリは絶対助からない”って(笑)絶対に逃がさんよーどうにかしてつかまえないと」と、肝っ玉! 向いてる方向を瞬時に判断できるあたりからも熟練っぷりが伺えます。
もう一人くらい聞いてみましょう、、
Tさん(60代):「追いかけてたたく。見慣れてるからなのかな?もう見たら叩く。でも子どもたちは騒ぐよ。ヤモリは〜そんなに騒ぐほどではない。静かに見守る。子どもたちは青虫とかは平気なのよ。この前、カブトムシの幼虫が箱から逃げ出していたのよ。なんか白いのが動いてるよ!?と思ったら幼虫で……私はあれはダメね」。
生理的に、の他にやはり慣れってあるんでしょうか。私もいつかGと向き合える日がくるのか。噂をするとやってきそうで怖いです。おうちの守り神、ヤールーさん、どうにかお願いします!