生まれて39年沖縄に住んでいますが、
伝統工芸品は日常に触れることがほとんどなく知らないことの方が多い私大城です。

沖縄にある本当にいいものを知ることで感性を磨き、
内面からでるありのままの美しい女性を目指して、、
先日、那覇伝統織物協同組合(首里織)の東恩納朋子さんにお話を伺う機会がありました。

首里織は今でも全てが手仕事
色やデザインを設計して、
糸が切れないようにノリを塗ったり、
デザインに合わせて糸も1本1本並べ
右側から順序よく1本ずつ通していきます。
出来上がったらノリを落として、布を外に干して自然乾燥
こんなにも時間と手間をかけて織っていく

作り手さんも根気がないと続かないとか
だから自分の好きなデザイン、色だとより思いも入るのでしょう。

首里織がこんなにも色があって、デザインが豊富なのは、
首里王府の城下町として栄えた首里で
王府の貴族、士族用に作られていたから
その中でも花倉織や道屯織は王家、貴族専用として首里でしか織ることができなかったとか
色が鮮やかで華やかさがある首里織
デザイン一つ一つが違っていて、ずーっと見てても飽きない
ついつい触りたくなり、触ってみると落ち着くのは
全ての工程が手仕事で丁寧さを感じるからかもしれません。
側に置いておきたくなるものであり、
長く愛用できるもの
そして、飽きない

意外や意外、私の好みのデザインは、
白や銀で落ち着いた雰囲気があり
柔らかい優しい感じのもの
もしかしたら、なりたい私そのものを選んでる?!と思った日でした。