そのバトンを、宮古島で島の食材をもナチュラルに生かし美味しくヘルシー、そしてラブリーなロースーツを中心に活躍している”ともちゃん”から受け取りました。私は宮古島の島野菜や薬草のおいしさ、そのパワフルさに感動。それをお伝えしたく料理教室やケータリンなどをやってますが、今回は沖縄のソウルフード(?)とも言われる「ソーメンチャンプルー」(ソーメンタシヤー)を身近な材料で、野菜たっぷりで簡単アレンジ、自在な作り方をご紹介します。
〈材料〉 2人分くらい
・ソーメン 2束〜3束
・ニラ 1束
・人参 1/2本(写真は島人参)
・ツナ水煮缶 小1缶(75g)
・塩麹 大さじ1.5
・ごま油 大さじ1
*小ネギやキャベツの千切り、モヤシや赤ピーマン(両方とも人参同様サッと茹でる)など、野菜は冷蔵庫の残りものなどでも。
〈作り方〉
①ニラは2〜3cmのざく切り、人参は厚さ薄めの千切りや斜め切りにしておく。
②ソーメンを茹でる用にお湯を沸かし、沸騰したら、ソーメンを茹でる前に人参をサッと茹でてザルにあげる(この時にモヤシなど他に茹でたい野菜があれば同様に)
野菜を茹でたらソーメンを茹で、別のザルにあげて流水で軽く揉み洗い水分をよく切っておく。
③ボールに まずは、ニラと茹でた野菜、ツナ水煮、塩麹、ごま油を入れて、よく混ぜ合わせ、その後に水をしっかりきったソーメンを入れ、全体を合わせる。
味がうすかったら、塩麹や醤油で好みの味に整える。
④器に美味しそうにこんもり盛り付け出来上がり、もちろん、平たくもっても。
私は食べる時に手作りの島薬膳ラー油やクコの実や島唐辛子、薬草を漬け込んだお酢、カレー粉など振りかけたりして楽しんでます。
ソーメンチャンプルは、ベトベトしてしまう、失敗するという声も聞きますが、これは炒めないし、鍋一つでできて、楽ちん。材料も色々アレンジてをきるので、残った野菜など使って作ってみてくださいね。
脇雅世先生からのメッセージ
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世界中が危機感であふれている毎日です。おうちで過ごす時間が増えた皆さんと 料理でつながることができたらと思い≪料理リレー≫を試みたいと思います。いつもお家にある材料で簡単に作れる一品をリレー形式で紹介します。わざわざ買い物に出なくても済む料理作りのヒントになれば幸いです。料理を生業とする私達から、ご覧いただいた皆さんがハッピーになることを願って。