「琉菓子」(るがし)担当のe-no中地香苗(なかちかなえ)です。
e-noでは、沖縄の自然素材を使った健康食品や化粧品などを取り入れることで、体も肌にも優しくちゃーげんき(いつもげんき)に過ごしたい方が多いです。その中で、添加物や着色料不使用にもこだわって甘味も選んでいる方も。そんな方にこそ、とっていただきたい沖縄のお菓子があるんです。
実は、琉球王朝時代は砂糖やラードもとても貴重で、栄養補給としても重宝されていたようです。皆さんご存知沖縄土産の定番、「ちんすこう」も滋養豊富な献上菓子としてなかなか手に入らないものでした。
タイミングが良ければ出会える焼きたてのちんすこうの甘〜い香り
週に1度、那覇市首里の赤平(あかひら)にある、100年以上続く老舗 本家新垣菓子店の「ちんすこう」を受け取りに行きます。那覇市国際通りから車で約15分、たまには気分転換に久茂地川に沿ってモノレール下り線で美栄橋駅から6駅(約11分)の儀保駅に着いたらゆっくり歩いて約5分。
民家の一角にあるため、知らないとつい通り過ぎてしまいそうなくらいの場所です。タイミングが良ければ、焼きたてのちんすこうの香りでわかってしまう?!昔ながらの甘くて懐かしい香りと佇まいで、香りに出会った時はついスーッと深呼吸してしまいます。


「弊店ガ献上品トシテ謹製サレタ御菓子ニシテ滋養豊富、風味佳良ナ独特ノ製品ナリ」
お菓子としてのちんすこうが滋養豊富?どういうことかと調べてみると、
ちんすこうの材料と言えば、小麦粉、砂糖、ラード(豚油)のみ。
いまでこそ砂糖は体に良いイメージは少ないかもしれませんが、昔はとても貴重で限られた人たちしかお菓子など口にできなかったそうで、確かに甘味も貴重な栄養です。また、もう一つの栄養として、大事な「ラード」。ですが、身近なお菓子では、ほとんどラードが使われたものはあまり見かけません。逆に同じ焼き菓子でも、バターを使ったクッキーなどは今ではどこでもあり、家庭でもよく作ったり、販売されていたり・・・。実は、あまり日常では馴染みのないラードは、ビタミンA・E・Kや酸化防止の効果もあるとか、、、昔は、添加物など余計なものが入っていないシンプルな材料から大切な栄養もとっていたんだと、クッキーのような焼き菓子のイメージからすると驚きでした。
本家新垣菓子店 7代目店主 新垣さんの思い
琉球王府最後の包丁人の一人を祖先にもち、現在7代続く数少ない沖縄の老舗。「王家の方が召し上がっていたそのままの味をそのまま伝えることだけ」と家族経営でひとつひとつ手作りにこだわり創業以来、変わらぬ味を守り続けています。学校帰りの地元の子どもたちのおやつやお祝い事や行事の時には、ご家族で、また、何度も沖縄にリピートで来られる方などに愛されている本家新垣菓子店の「ちんすこう」。
甘いものでも素材にこだわり、少し食欲のない時や、疲れた時のおともにお勧めです。手作りだからこそなんだかホッとできるのも味わっていただければと思います。
この時期、ご自宅で少しでも沖縄気分を味わっていただけたらと本家の「ちんすこう」とe-noオリジナル羊羹「れきをーかん」とセットで楽しんでいただけたらと数量限定でご用意しております。
いつものちゃーげんき、e-noアイテムとご一緒に、いかがですか?
この記事を書いた人

沖縄県出身 入社15年目
中地香苗(なかちかなえ)
「ちんすこう好きの家族にプレゼントしたい」と本家のちんすこうとれきをーかんのセット「琉菓子」(るがし)を選ばれる方もいらっしゃいます。ご贈答用のご相談もお気軽にお声かけください。お電話またはメールでの受付も承っております。
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