人生初、泡盛で漬け酒を作ることになったe-noの中地香苗(なかちかなえ)です。

私が漬け酒を作るきっかけになったのは、
県内でも古酒の貯蔵量が一番の首里にある瑞泉酒造の『おもろ』3種(古酒の中でも10年、15年、21年もの)をなんとe-noで紹介できることになり、泡盛・古酒の世界に一歩踏み入れることになったのです。

(左から瑞泉おもろ15年古酒、21年古酒、10年古酒 一合瓶 180ml)
沖縄生まれ、沖縄育ちの私ですが、古酒と言えば「年数が経つとまろやかになるもの」というイメージ、
会食の時に少しいただくくらいで、古酒についてはほとんどわからないことだらけでした。
今回、130年の歴史のある瑞泉酒造の皆様や那覇市久茂地で創業50年沖縄家庭料理のお店ゆうなんぎいの辻野愛子(つじのあいこ)さんから伺う泡盛や古酒の魅力を相棒の蜂谷(はちや)さんと約1ヶ月味わったので、その様子もこちらのブログで紹介していきたいです。
ゆうなんぎいのママ(愛子さん)から聞いた泡盛の魅力の一つ、沖縄の漬け酒文化。
イーノから徒歩約6分の距離にある沖縄家庭料理ゆうなんぎい。
店内のカウンター前に並んでいる漬け酒には、ウッチン(ウコン)、フーチバー(よもぎ)、ヒル(にんにく)、、と数々の沖縄の野草・薬草が泡盛にジュワーと浸かっていて

よく眺めてはいたものの、自分で漬けてみたことはありませんでした。
つい、ちゃんとやらなきゃと楽しむよりもやり方を聞いてしまう私ですが、
ゆうなんぎいママのモットー「まずはなんでも自分でやってみる!」
「まだ漬けたことがないものがあったら、これ漬けてみようって思うのよ」
という愛子ママのお話を聞き、あまり考えすぎず、まずは好きなものや興味のあるものを漬けてみるのもいいな〜と思えるようになりました。
早速、「まず身近にあるものでやってみよう!」と初の漬け酒に挑戦。
「何漬けよう・・・」
思いついたのは、会社の屋上で育てているハーブたち。

沖縄の太陽をたくさん浴びているe-noのハーブたちは、葉っぱも香りも力強さを感じます。
漬け酒 候補No.1
e-noでも暑い夏には、ティーにしてみんなで飲んだりしている『レモングラス』
葉っぱを少し手でちぎってみると、爽やかなレモングラスのいい香り
癒される〜

漬け酒 候補No.2
オリーブオイルに漬けられているのはよく見かける『ローズマリー』


オリーブオイルに漬けられるように、泡盛に漬けてみたらどんな香りがするんだろう?
その前に、材料が手元に何もなかったので、まずは買い物から。
漬け酒というと、高さ30cmほどの大きな瓶をイメージしてしまうのですが、
小瓶にいくつか漬けてみたい・・・。

隣の席に座っている入社20年近い大先輩の 宮城さんに相談。
ちなみに、宮城さんは、「風邪気味の時に飲んでごらん」と特製みかん酒を持ってきてくださったり、漬け酒話を聞かせていただいたり、何かわからないことがあったらいつも体験話で教えてもらいます。
私の用意した瓶を見て一言、
「こんな小さな瓶に入れるの?」と驚き
続けて
「カンの蓋は錆びちゃうよ〜」ということで、今回は大きくてゴムのついた右端のビンに決定。
そして、漬けるお酒はもちろん瑞泉酒造のお酒
琉球泡盛『瑞泉』


度数が高い方がいいみたいだけれど、まずはアルコール分30%でチャレンジ。
さて、『レモングラス』と『ローズマリー』どれ漬けよう。
今日もとても暑かったので、どちらかというと味のイメージが爽やかそうな?!漬け酒候補No.1の『レモングラス』からやってみよう。飲めるのはまだ先ですが・・
屋上からカットして持ってきたレモングラスの葉をきれいに洗い、乾燥中。

隣の席の大先輩 宮城さんに聞くと、果実酒ではないから氷砂糖は無しでもいいかもと。
出来上がったら好みで入れてみようと思いながら、まずは葉っぱをカットして、消毒したビンに
泡盛『瑞泉』と一緒に入れてみることにしました。
レモングラスの量が少し多いかな・・

さぁ、どんな味になるのか楽しみ〜!
美味しそうな色になってきたら開けてみよう!
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この記事を書いた人

沖縄県出身 入社14年目
中地香苗(なかちかなえ)
ゆうなんぎいママのモットー「まずは何でも自分でやってみる!」やり方を聞こうとする頭でっかちな私に、「まずは飲みにきたらいいよ~」と心で応えてくださるママの優しさに心がほぐれ、興味や疑問に思ったことをもっと素直に「やってみる」ことを楽しみたい!まずは漬け酒から。つけ酒も私もどう変わっていくのか楽しみながら、沖縄文化に漬かり始めています。
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