
人によってこんなにも作り方が違うことにびっくりの主婦歴14年の大城美佳(40歳)です。食材をムダにしない、美味しい、NEWレシピを求めてチャンプルーブログを紹介しております。ちなみに私は誰からも、母からも教わってきませんでした。自己流ママです。
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今回はわが家の名人を紹介します。

「麩が100円ぐらいで安くなっていて、野菜ものが欲しいときに作るよ。冷めても美味しいから弁当にも持っていける。」
そう言ってフーチャンプルーを教えてくれたのは、大城準子(おおしろじゅんこ)さん、68歳。40になって初めて教わる母のチャンプルー料理です。
先週の日曜日、母と妹、その子供たち4人がわが家に遊びにきました。夕飯をそのまま家で一緒に食べることになり…。「子どもたち、野菜は何を食べるかねー。」と話していて思いついたのが、フーチャンプルーです。
理由は簡単、たまたま麩があったことと、カレーか何か作った後の萎びた人参が冷蔵庫に。残念ながらもやしはなかったのでそれは買いました。

ただ、そんなに私のフーチャンプルーの作り方と変わるはずはないけど…と半信半疑でみていました。
すると驚きの一言目、
「卵は使わない。」
「え?」驚きのあまり聞き返してしまいました。
麩を水で戻した後に卵にからめて焼くのが当たり前、というか卵にからめるから美味しいと思ってた私。理由を聞くと、麩が固くなるから。それと野菜と麩が混ざりにくくなるとのこと。

そして、驚きの二言目、
「低温で炒めた方が野菜が美味しい。昔は、強火でさっと炒めてたけど、弱火の方が野菜がシャキシャキして美味しいのに気づいた。」
なんと、私が子どもの頃から20年、30年たった今、母のチャンプルーの作り方は進化していました。
「ばぁちゃん(母のお母さん)もよく麩は食べていたよ。チャンプルーではなくて、ただ麩を卵につけて焼くだけ。栄養もあって安かったんだろうね。」と母。
「でも、今の時代、みんなチャンプルーは作らなくなったよね?」と聞くと、
「チャンプルーは大勢で食べるものだし、温かいうちに食べるのが一番美味しいからね。今は、食事の時間が家族バラバラでしょ。」

そんな会話をしながら…
家族団欒の時間を作り出すチャンプルーの凄さを改めて知ることに。チャンプルーこそ、家族の健康はもちろん、家庭円満の秘訣かもしれない、と思わずにはいられない。
その日は、小5の娘はじめ、みんなでフーチャンプルーをいただきました。実際に食べてみて、確かに、口の中でもやしやにんじんがシャキシャキと音を立てて香ばしく、後からしっとり柔らかい麩が野菜を包みこみます。麩がもやしやにんじんとよく馴染んでいるのがわかりました。ぜひ、この食感は味わって欲しい一品です。

この記事を書いた人

お客様担当をして18年、お客様と食の話はつきません大城美佳(おおしろみか)です。
タンパク質をとりたいけど肉は食べられない、、というお客様に植物性タンパク質である麩を送ってあげたら大変喜んでもらえました。特に、私にとってチャンプルーは、食材や調理法な混ぜ合わせる良さを追求し、意外な発見ができることが何より楽しいです。
ぜひ、皆さまのご感想をmika@e-no.comまでお待ちしております。
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