今日の沖縄の空はコロコロと表情を変えた。
06:10 那覇市小禄(おろく)

穏やかな光が雲間から出てきた。ちょうど日の出の時間。
06:30 那覇市牧志(まきし)

元気よく太陽が出てきました。雲もあまりなく今日は良い天気に?
12:40 那覇市牧志(まきし)

天気は一変して雨に。気温も下がってきた気がします。
17:20 那覇市牧志(まきし)

真っ白い雲と青空。空をずっと見上げたくなる程の気持ちの良い天気。
今日は時間ごとに空が表情を変えていました。なかなか外には出られない日が続いていますが、
窓から外を眺めて見てはいかがでしょうか?気持ちが晴れやかになります!
今日の詩は、「おきなわ こども詩集『でいご 第3集』 ’87」より、「一日・・・」をお楽しみください。
「一日・・・」
小学校6年 喜屋武 玲子
朝起きたら
そこは海だった。
青い海の色に白い波とかもめ
そこをぼくは
ぐんぐん泳いでいく。
まわりの魚たちを追い越して泳いでいく。
その時ぼくは小さな魚。
窓をあけたら
そこは草原だった。
どこまでも続く緑に
さらさらと風が呼んでいた。
そこをぼくは
どんどん走っていく。
まわりの風をおいこして走っていく。
その時ぼくは小さな風。
虹の橋をわたったら
そこは大空だった。
いろいろな形の雲がういている。
そこをぼくはぴょんぴょん飛んでいく。
雲のクッションをふんで飛んでいく。
その時ぼくは小さな鳥。
星にのったら・・・
そこはまぶしかった。
青い光のすじがいく本か
そこにぼくはねていた
まわりの何にもとらわれずに。
その時ぼくの心は
もうすぐ夜明け。
もうすぐ
二度目の朝がくる。
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「おきなわ こども詩集『でいご』第3集 ’84・’85」は、e-no株式会社の前身である株式会社沖縄教育出版が、沖縄の子供たちの詩を財産として残していきたいという願いをこめて1984年に発行した詩集です。