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沖縄とんでもない物語・飲み物編 バタフライピーティー
2022.09.16

「おー、すごい!」「青くなってる〜!」

 子どもたちが目を見開き歓声をあげる。ガラスの急須にゆっくりお湯を注ぐと、透明なお湯がみるみる沖縄の空や海を思わせるような鮮やかなコバルトブルーへと変わっていく。

 「きれいだねぇ。でも、これ、ほんとに飲めるの?」

小1、小4の息子たちが見つめる不思議な飲み物の正体は、新たな沖縄の県産品として注目されている青い花、バタフライピーのハーブティー。タイが原産国のマメ科の植物で、大きく開いた花びらが「蝶」のように見えることから和名では蝶豆(チョウマメ)、英名ではバタフライピーと呼ばれている。

 魅惑的な美しいブルーの秘密は天然色素アントシアニンの成分によるもので、ポリフェノールの一種でブルーベリーの約4倍含まれている。アントシアニンには眼精疲労の予防・回復の効果や、強い抗酸化作用により細胞の老化を予防する効果があり、美肌づくりや健康維持にも人気だ。

 イーノのお客様担当の新垣幸子さん(60代)は今年の春から自宅の庭でバタフライピーの栽培を始めたそうだ。ホームセンターで買った苗をご主人こだわりの土造りをした畑に地植えするとすくすく成長。「肥料もあげないし、水もかけない。雨だけ。土がいいからか、ほとんどほったらかしだけどすごい生命力だよ。最初は14〜15個だった花も多い日には60個近く咲くようになったのよ」。

 その日摘んだフレッシュな花をお裾分けでご近所や会社に持っていくそうだ。

 まだまだ残暑が続く沖縄で、出社した女性職員が楽しみにしているのはドリンクバーさながらのお茶コーナー。同僚の川満美和子さんが絶妙なセレクトと淹れ加減で日替わりで楽しめるお茶類を作ってくれる。ほうじ茶、ウコン茶、野草茶、月桃茶、ミントティー、青切りミカン&シークヮーサー。その仲間の一つに、今年は幸子さんのバタフライピーが加わった。

 タイでは伝統医療のハーブ療法として用いられたり、王室のおもてなしの飲み物として愛飲されてきたバタフライピー。タイからやってきたハーブティーが、イーノのオフィスで人気ドリンクの一つに加わり始めた。昔から、庭のバンシルー(グァバ)やフーチバー(ヨモギ)、ウッチン(ウコン)、クミスクチンなどの薬草を自家製のお茶にして飲む家庭も多かった沖縄。華やかなバタフライピーのお茶が定番の一つになる日も近いのかもしれない。

 さて、息子たちを驚かせたい私。

「ジャーン♪バタフライピーにこのシークヮーサーを入れるとどうなるでしょうか⁉」

「酸っぱくなる」「シークヮーサー茶になる」

 そっと一滴ずつ絞っていくと…なんと、美しい紫へと変化!

「スッゲー!」「なんで〜⁉」予想通りの反応を見ながら、今はまだ素直な子どもたちに心満たされるティータイムを楽しんだ。

(お客様担当 あらかき・たみこ)

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