新垣家流、苦手な野菜もパクパク子どもが食べてくれるアイディアレシピ

新垣家流、苦手な野菜もパクパク子どもが食べてくれるアイディアレシピ

➖苦手野菜もパクパク進む  ちんびん恵方巻き風➖

こんにちは。e-no(イーノ)の新垣多美子、子育て真っ最中の40代です。
三人三様のウーマクー(わんぱく)息子たちとの日々の珍道中は、楽しいこともあれば、イライラモヤモヤも。

食事の時間は楽しい方がいい

毎日の食事、色々考えて頑張って作っても、家族が食べてくれないことはありませんか?
私も、小5の次男と小2の三男が苦手な野菜を残すと、ついガミガミ。心に余裕がない日は、食事時間がイライラタイムに。
元気に過ごして欲しくて食事の栄養バランスも気になりますが、毎食完璧には出来ませんよね。

当時4歳だった次男の原因不明の全身発疹が数年続いたことをきっかけに、家族の食を見直し、食事時間を「美味しいね、楽しいね」と過ごしたくて、時には失敗もしながら模索中です。


新垣家流、子どもがすすんで食べてくれるアイディアレシピ


節分もとうに過ぎたある日の夜、夕食に「恵方巻き」を食べたいと言われました。しかし、帰宅すると海苔もお米もない!

「お母さん、おなかすいた~。はやく食べたい。はやく~」と急かされ焦ります。

今日の夕食どうしよう?  ゴソゴソ探して見つけたのが、いつもストックしている沖縄製粉さんの「ちんびんミックス」

「ちんびん」は沖縄のお菓子の一つで黒糖入りのクレープのようなもの。

沖縄では「ユッカヌヒー(旧暦の5月4日)」と言われる子どもの日に、健やかな成長を願って作ったちんびんを仏壇などにお供えしてきました。

今では、”おやつ”の一つとして各家庭でも作られています。
私も、次男のことがきっかけで、できる時には体に優しいシンプルな素材でできるおやつを食べさせたくて時々作っています。

今回は、”おやつ”だって工夫すれば食事代わりにもなる! そう割り切って今晩の主食に決定。

本来のちんびんは焼いた後にクルクル巻くだけですが、今日は海苔もお米もないわが家流の「ちんびん恵方巻き」にアレンジ。

中に具材を入れて巻く作戦です。

三男と帰宅した長男、次男にも手伝ってもらいました。

小麦粉や黒糖、ベーキングパウダーを水で溶いて作ることもできますが、「ちんびんミックス」はその手間を省ける主婦の味方の時短アイテム

【基本のちんびんの作り方】 *-*-*-*-*-*-*

1.ミックス粉に水を入れて粉気がなくなるまで軽く混ぜる

2.フライパンを温めサラダ油をうすくしき、お玉一杯弱の生地を流し入れ丸く平らにのばして中火で焼く

3.生地の表面にプツプツと穴ができ、表面が乾いてきたら裏返して反対側も軽く焼く

4.フライパンの上でゆるやかに巻く、またはお皿などに移しさめてから巻く

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たったこれだけのシンプルな工程。

しかし、何かにつけて闘争心が芽生え競い合う三人の息子たち。

順番にと言いながらも、「オレが! オレが!」と我先にと混ぜたがり、焼きたがります。フライパンよりも幅広いホットプレートの方がよさそうです。
こうして一緒に楽しめるのもあと数年でしょうか。

お腹が空いているとみんな怒りっぽくなってしまうので、焼くときに失敗して破れてしまったちんびんを皆で分け合い食べました。黒糖の優しい甘さが心にもお腹にも染み入る〜。

【表面にプツプツ穴が空いてきます】

【やけどしないの!?と驚かれますが菜箸と指で裏返すのが一番上手くいきました】


苦手な野菜も攻略!? クルクル巻けばOK!


ちんびんの生地が焼けてくると部屋中に黒糖の香ばしい香りがただよい食欲を刺激します。

今日は恵方巻きの代わりのアレンジ技なので、中に巻くお刺身の準備はありません。

冷蔵庫にあるストック品でも前日の残りでもなんでもOK!

【本日のわが家の具材】 *-*-*-*-*-*-*

・ハンダマ(裏が紫色の沖縄の葉野菜)
・サニーレタス
・チキアギ(魚のすり身に人参ごぼうが入った練り物を揚げたもの)
・トゥーナー(おばぁ達は英語発音でツナをこう呼ぶ)
・スライスチーズ
・コーン
・マヨネーズ

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子どもたちは自分で好きなように具材をトッピング。

欲張りすぎると巻けませんよー。

【チキアギをてんこ盛りにし過ぎると巻けなくなる】

節分はとっくに過ぎていても、せっかくの恵方巻き。今年は南南東を向いてみんなでモグモグ。

ハンダマはポリフェノールも豊富で栄養たっぷりの沖縄野菜。

九州の水前寺に由来し「スイゼンジナ」という和名があり、石川県の「金時草(キンジソウ)」という加賀野菜も同じものです。

少し苦味があり日頃はあまり食べない子どもたちですが「お野菜もちゃんと食べる」の宣言どおり、ちんびんでクルクル巻くとペロリと間食♪

「お願いだからお野菜残さないで、がんばって食べて!」と口うるさく言う必要もなく私もニコニコ。^ ^

【子ども用はラップで巻いてあげると落とさずに食べやすくなります】

美味しいと食欲もアップ!

あっと言う間にパクパク食べきり具材が足りず、朝食の残りの野菜炒めとソーセージも追加で巻いていただきました。

【野菜が苦手な三男からもグーサインが飛び出す】

実は、今回のちんびんの生地にこっそり混ぜたのが「サクサク乳酸菌玄米」。

栄養バランスが気になる日はもちろん、我が家では毎日、味噌汁やチャンプルーなどの炒め物に入れています。
玄米の発酵食品で、植物由来の乳酸菌も入っているので、ちょっと手間抜きし過ぎたかな?という日の罪悪感も薄れる気がします(笑)。
肌の調子が悪かった時期、おなかの調子も優れずトイレで泣いていることも多かった次男。10歳になった今では、トイレにこもる日も少なくなりました。おなかが元気だと、笑顔が増えますね。

子どもが野菜を食べてくれない、お米がない! のピンチの日にも、手軽につくれる「ちんびん恵方巻き」、お試しください。

みなさんのアイディアもぜひ教えてください。

ご質問もお気軽に、新垣( tamiko@e-no.comまで♪

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◆家族の栄養バランスが気になる方に! 玄米と沖縄素材の栄養が手軽にとれる発酵食品 サクサク乳酸菌玄米
◆忙しいママにおすすめ! レンジでチン、罪悪感ゼロ、保存料ゼロの一品 玄米じゅうしい

◆お菓子作りやお料理、飲み物にも活躍 サトウキビの恵たっぷり 沖縄和三盆糖

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この記事を書いた人

新垣  多美子

あらかき たみこ

入社20年目。働きながら子育てをする中で、つい「こうするべき」と肩に力が入ってしまいイライラ・モヤモヤで心や身体にストレスが溜まってきます。

私のような女性が、お客様やイーノの職員、沖縄のアンマー(お母さん)たちの知恵や黄金言葉(くがにくとぅば/沖縄の諺)をヒントに、少しでも笑顔になれたら嬉しいです。

★次男の全身の発疹がきっかけで家族の食を見直した私の、「泣き笑い玄米ストーリー」もご覧ください。