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仕事の思想
2019.04.15

沖縄教育出版では十数年前から、小中高大学生、社会人のインターンシップの受け入れを積極的に行ってきました。昨今は就職活動の一貫としてインターンシップが学校のカリキュラムに組み込まれているところも多いようです。というより、ほとんどの学校がそうなのでしょうか。沖縄教育出版に来てくださった学生さんには、仕事のHow to以上に、もっと大きなスケールで、自分の人生を考えるうえで、「ここでインターンシップをして良かった」と思っていただける時間を過ごしていただきたい想いで受け入れを行っています。そこで学生さんと一緒に手にとる1冊の一つが、こちらです;『仕事の思想』

 

 

たった3日間のインターンシップでも、1日1日一生懸命、自分でやりがいを持って過ごすと、人はものすごいスピードで変化していく。日々成長する学生さんの姿が、とても刺激になります。また、新たな視点で会社を、働く私たちの姿がどう捉えられているかを学生さんが表現してくださることで、身が引き締まる想いも度々感じるのです。

 

”なぜ我々は働くのか”

 

自分自身に問い続けることを諦めさせない、そんな1冊です。いかなる現実にも流されない ”錨” は自分のなかにあるか?  優しく語りかけられているかのような綴りのなかにもはっきりと、心にトゲが刺さるエピソードの数々。と同時に、働くことの喜びや醍醐味を痛烈に感じさせてくれる1冊です。

 

 

◆仕事の思想 なぜ我々は働くのか

2003年9月17日  第1刷

2009年5月28日  第12刷

著者:田坂広志

発行所:PHP研究所

頁数:261ページ

定価:533円

素直な心になるために
2019.04.12

今から約7年前、社員研修で「松下幸之助歴史館」を訪れたのを機に、沖縄教育出版で『素直な心普及委員会』が発足しました。研修に参加したメンバーが持ち帰ってきた学びは、”素直とは、スグやること” 。琉球大学の教授職を退官し、e-noの品質管理を務めている渡久山が委員長となり、すなおな心で実践し、皆からのありがとうがたくさんあった職員が毎月すなおな心賞として表彰されます。

 

『伸びる人の条件は、プラス思考・メモ魔・素直』。新卒採用をはじめた頃から、川畑がよく社員に伝え大切にしてきたことの一つでもあります。「お利口さん」と「素直」は違う、ともよく言われていました。素直とは、いったいどういうことなのか? 松下幸之助さんの「素直な心になるために」を手がかりにしています。

 

 

松下氏の丁寧に丁寧を重ねた解説、最初は回りくどくも感じ、読むのに苦労しました。半分近くまで読み進め、ようやく少しずつ身に沁みてくるように……。「素直」ということについて、これほど考えた人はいるでしょうか。その意味、「素直」ということの本当意味を体感するまでには、まだ道のりが遠そうです。

 

 

 

◆ 素直な心になるために

2004年4月19日  第1刷

2004年12月8日  第4刷

著者:松下幸之助

発行所:PHP研究所

頁数:222ページ

定価:514円

ありがとう大臣 ポストの神様
2019.04.11

「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」……… 1日に何度、「ありがとう」と口にしているでしょう。声に出しているでしょう。心に浮かんでいるでしょう? 日々の忙しさのなかで、ふと気がつくと感謝の気持ちが足りていないなぁと反省すること、よくあります。

 

でも、気づけたときがラッキー!

 

そう思いながら手にするのが、コチラ。ありがとう大臣の本です。今から5〜6年前になるでしょうか。ある日、沖縄教育出版の創業者である川畑が見つけ、朝礼で紹介。それから毎朝数ページずつ朝礼で読み進め、職員の教科書的存在になった1冊です。今もときおり朝の勉強会で活用しています。

 

 

川畑が常々言っていたのは、「逆境にも感謝」「感謝は繁栄のもと、嫉妬はすべてを破壊する」。「How to の情報交換以上に、ありがとう、ありがとうがもっと飛び交う会社を目指したい」。

 

いま、e-noでは「まずやってみる」「素直に」「熱心に」「ありがとう」4つのいずれかのテーマに沿って、その日チャレンジしたことや、工夫したこと、気がついたことを毎日一人一情報として提出し全社で共有しています。言う方も、言われる方も、「ありがとう」の一言は原動力になりますね。今日もお得意様からたくさん「ありがとう」をいただける仕事ができるように、ありがとう大臣に教えてもらっているように、すべてのことに感謝からスタートしたいです。

 

ありがとう大臣は関西弁の語りなので、関西弁に慣れない沖縄の私たちが読むと、自然と読むペースがゆっくりになるので、ありがとうの気持ちがジワジワジワジワと沸きあがってきます。

 

 

 

◆ ありがとう大臣 ポストの神様

2013年9月14日 発行

著者:阿川龍 翔 イラストレーター:中川 貴与美

発行所:サンクチュアリ出版

頁数:92ページ

定価:1,200円

 

書籍に関するお問い合わせ・ご購入については、

naoko@e-no.com 担当:蜂谷(はちや)がお待ちしております!

 

『心を育てる』感動コミック
2019.04.10

新年がスタートしたかと思えば、あっという間にもう4月。4月は4月でまた新しい年がスタートする感覚がありますね。毎年入社月に「入社祝い」を行ってきた沖縄教育出版ですが、やはり4月は一番入社人数が多い月です。しかし、沖縄教育出版の設立は11月。1月新年、4月新年度、11月設立月と、入社当初は大切な節目が多いな〜と感じたものです。

 

会社の節目節目を省みるときに手にとるのは、こちらの感動コミック。VOL.5は、沖縄教育出版の物語です。

 

 

株式会社インフィニティさんより発行。取材を受けながら、創業者・川畑の幼少期からやんちゃな創業期、闘病時代、そしていまなお受け継がれている「全員主役の感動創造企業」という沖縄教育出版の社憲、社風が、そっくりなスタッフのイラストとエピソードで描かれています。イラストは本当にそっくり!このマンガを見てから、実際に会社に訪れていただくと、誰のことだかすぐに見てわかります。

 

巻末には沖縄教育出版の沿革から、大切にしてきた考え方まで、付録も充実しています。インターンシップの学生さんや会社見学で訪れてくださる県内外の企業の方々も事前にご覧いただいています。

 

私自身、何度も何度も読み返し愛用しています。きっとこれからも何度も何度も読み返す1冊。沖縄教育出版の原点、アイデンティティが詰まっています。

 

 

◆ 『心を育てる』感動コミック VOL.5 全員主役の感動創造企業 沖縄教育出版

2009年10月26日 発行

作:田原実 画:山上幸二

発行所:株式会社インフィニティ

頁数:255ページ、付録

定価:1,200円

 

沖縄教育出版の書籍に関するお問い合わせ・ご購入については、naoko@e-no.com

担当:蜂谷(はちや)がお待ちしております!

 

第71回 沖展プログラム
2019.04.08

今年第71回目の開催となる『沖展』が、3月23日から15日間行われ、昨日4月7日に閉会をむかえました。沖縄タイムスが主催する沖展は、戦後間もない頃にスタート。敗戦後、米軍の占領下にある荒廃した沖縄を「文化と芸術でなんとか元気にしたい。沖縄人であるアイデンティティと誇りを失わないでほしい」という念いからスタートした歴史と伝統のある美術展です。

 

若い新人さんの公募が減っていると耳にしたことをきっかけに、沖縄教育出版では2011年より微力ながらも支援させていただくようになり、優れた作品を手がけられた学生さんへ贈る「沖縄教育出版賞」を新設。今では「e-no株式会社賞」へと受け継がれています。

 

16才以上であれば、在住地は問わず誰でも応募できます。今年も799人もの出品があったそうです。県民からの応募は圧倒的に多く、親戚やお友達が作品を出しているからと、会場に足を運ぶ人も少なくなく、また、家族皆で訪れる恒例行事になりつつあるようにも感じられます。沖縄の春は、お花見よりも沖展へ。

 

 

沖縄の自然や、身近な暮らしの風景が描かれている作品、工芸部門では染や織り、陶芸、ガラス、沖縄ならでは逸品が並ぶ会場では、親しみや懐かしみを持ちながらユンタクする来場者。そんな会場でのわくわくを何度でも味わえる図録では、沖展会員さんから作品へのコメントもあり。よりじっくり、会場では気がつかなかった新たな視点でも作品の味わいをゆっくり噛み締めることができます。

 

 

 

◆ 第71回 沖展プログラム

2019年3月  発行

発行所:沖縄タイムス社  読者局文化事業本部

印刷:株式会社 東洋企画印刷

表紙デザイン:ウチマヤスヒコ

沖展ロゴタイプデザイン:宮城 保武・我喜屋 明正

写真撮影:LaLa Film’s (ララフィルム)

頁数:160ページ、協賛企業紹介

定価:1,000円

肝心かなめのウコンとガジュツ
2019.04.05

闘病体験を経て事業を出版業から健康食品の通信販売へと大転換した沖縄教育出版、本をご購入いただいていた方へ、川畑が医食同源を学び実践し続けるなかで生まれた商品「健康百歳茶」をご案内していきました。その後、「原種野生ウコン」が生まれ、「男性の更年期」沖縄ブームなどの時流にも乗り大ブレイク。発売から10年20年と原種野生ウコンを飲み続けてくださっているお客様が全国にたくさんいます。

 

ウコンは沖縄教育出版の事業転換後から、e-noの今にいたるまでの自信の主力商品。『肝心かなめのウコンとガジュツ』は、新入社員のテキストの一つにもなり、私たちの机に必ず置いてあります。

 

 

お酒のイメージが強いウコンですが、それだけではありません。古来から大病予防の薬草として親しまれ、私たちも何か不調を感じたときにはすぐにウコン。あまり知られていない、たくさんのウコンの魅力がぎゅっと詰まっている1冊。ここではまだ発見されていなかった新たな事実や研究も進み、ウコンの可能性はまだ広がっています。

 

ただここで1つ、注意書きを…… ウコンの薬理成分として、クルクミンやカンファーが紹介されているなかで、健胃作用のある成分として「シオネール」という記述があるのですが… これはどうやら「シネオール」の誤りのようです。

 

 

◆ 肝心かなめのウコンとガジュツ

1998年12月1日 発行

水野修一 著

発行所:新日本教育図書株式会社

頁数:287ページ/ A5版

定価:2,500円

「その1 あの時の おしゃれマラソン」
2019.04.04

「おしゃれマラソン」

不思議な魅力的な響き。

 

 

ちょっぴりおしゃれな心理学

=リーダーシップとコーチング=

 

 

 ”おしゃれマラソンの おしゃれって 心のおしゃれです

 

心のおしゃれって『自楽』です 自ら楽しむことです

心のおしゃれって『楽自』です 自らを楽しむことです”

 

 

「心のおしゃれ」 愉快な響きです。

 

 

”「自ら楽しむ」には そして 「自らを楽しむ」には

共に おこすこと 共に 育つことです

 

自分育て 自分育ちの ヒントです

 

『楽しむあなたが主役です 楽しむわたしが主役です』”

 

(「はじめに」より)

 

 

著者の加藤浩一さんは、沖縄教育出版の創業者である川畑と同郷。カウンセリングや心理相談の分野で講演や研修会を行うなかで、加藤先生は沖縄教育出版の人財育成においてもたくさんのアドバイスをくださいました。「自ら楽しむ、自らを楽しむ」、その言葉は私たちが大切にしている考え方のひとつになっています。

 

「夢ノート」(夢や目標は書くことで達成する)「今日ノート」「コツコツ」「あぃむOK、ゆぁOK、うぃあOK」…… 本のなかに散りばめられているこれらの言葉は、沖縄教育出版からe-noへとも受け継がれている社憲や社風。

 

人生の脚本はいつからでも書き換えられる。それは、自分自身で書き換えられる。そんなヒントが詰まっている、不思議な冒険がはじまりそうな1冊です。「自分が変われば、自分が変わる」。春だから、挑戦したい気分? 加藤先生の、おしゃれなマラソンの取り組みに、挑戦したい!達成したい!できる!そんな気分が高まります。

 

 

◆ その1 あの時の おしゃれマラソン

2005年12月7日 初版発行

加藤浩一 著

発行所:夢さがし知恵さがし出版社

頁数:177ページ

定価:1,200円

 

 

書籍に関するお問い合わせ・ご購入については、naoko@e-no.com

担当:蜂谷(はちや)がお待ちしております!

全員主役の感動企業 沖縄教育出版
2019.04.03

「仕事ってこんなにつらいものなのか? 会社には家より長くいるのに、働くって苦しいだけのものなのか?」

大学を卒業し、東京の一部上場の一流企業に就職した ”シンメ” が物語の主人公。精神的に疲れ果てていたシンメが辿り着いたのは沖縄でした。早朝に到着し、行くあてもなく歩いているなか、通りのゴミを拾っている男性 ”シーサー”と出会います。

 

「なんで朝から、しかも月曜日なのに、こんなに笑顔で明るいんだろう?」

シンメは、シーサーの不思議なパワー、魅力に引き寄せられるように、シーサーが社長をしている沖縄教育出版まで行くことに……

 

沖縄教育出版と出会ったシンメは、そこで働く人との関わりの中で自然と自分を取り戻し、最後には実りをつけるまでに元気に成長していきます。シンメ=新芽だったのです。

 

 

「日本で一番長くて楽しい朝礼」から、「売り込まないコンタクトセンター」「全員が主役」など、「全員主役の感動企業」という、沖縄教育出版のエッセンスを物語を通して体感できる絵本です。この春就職した新社会人の方、現在就職を考えている方へ、働くことについて想いをめぐらせる1冊としてオススメです。

 

しかも、「黄金言葉」のステッカーの付録付!毎朝を元気にスタートできる「ハッピー体操」の図解付!

 

 

◆ 沖繩の先人たち

2007年6月 初版発行

発行所:株式会社 沖縄教育出版

頁数:60ページ

定価:1,575円

 

沖縄教育出版の書籍に関するお問い合わせ・ご購入については、naoko@e-no.com

担当:蜂谷(はちや)がお待ちしております!

沖繩の先人たち
2019.04.02

沖縄教育出版では、「いい言葉を知り、いい言葉を使うといい人生になる」という風土のもと、創業者の川畑自身がたくさんの人、本との出会いの中から感動した数々の言葉を壁に貼っていました。

 

その中にはこんな言葉もあり、新入社員の頃に教えてもらったものです:

 

「過去が咲いている今、未来の蕾でいっぱいな今」(陶芸家・河井寛次郎 氏)

 

過ぎ去った過去を憂えず、まだ来ない未来を不安がっても仕方がない。「今」を生きることを説く言葉でもあり、それはまた、「今」は過去の結果であり、未来の因でもある、と。

 

今夜紹介したいのは、『沖縄の先人たち』。

 

 

青く透き通るきれいな海、心地よい風、色とりどりの眩しい花々。沖縄の風土、美しい自然は、人を癒してくれる空間。その一方で、時には大きな台風に襲われ、限られた土地、資源のなか食料が乏しく、苦しい生活を続く時代も長く、しかもそれはそう昔のことではありません。

 

厳しくも優しいこの島で生まれ育ち、大陸との交流、交易で栄えるなどの知恵、たくましさ、朗らかさを持ち、独自の文化を育みながら、人々がよりよく生きることを模索し続けてきた先人たちがいます。

 

情熱の琉球歌人、移民の父、災害から沖縄を守った人、琉球古典音楽の祖、さとうきびの品種改良につとめた人……

そんな人々のドラマを、私たちはどれだけ知っているか?

 

沖縄の子どもたちに、「先人たちが、いかに力強く正しく生きたか」「郷土を愛する心」を育てる願いがこめられ、この本は企画されました。政治や社会のしくみ、経済、産業、学問、芸術、あらゆる分野から、沖縄の発展に尽くした21人の先人たちが紹介されています。

 

挿絵もあり、美しく優しいフォントに、行間(間)が子どもたちに読みやすい。大人から子どもたちへ読み聞かせの贈り物にも優れているデザインです。おじぃやおばぁから聞いたことがある、懐かしい話と感じる方もいるかもしれません。

 

ゆっくりと味わい読むことで、今ここに居ることに感謝が増す1冊。

 

 

◆ 沖繩の先人たち

昭和56年4月13日 初版発行

発行者:川畑 保夫

発行所:株式会社 沖縄教育出版

頁数:235ページ

ソフトカバー

定価:1,200円

 

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「おつきさまのまほう」
2019.04.01

4月1日。エイプリルフール、新元号の発表!きょうはどんな一日でしたか?進学、就職、異動、引っ越し、などなど。「新たなスタートの一日」、「緊張の一日」だった方も多いでしょうか。今日はそんな方にこそぜひ手にとっていただきたい絵本を紹介いたします。

 

『おつきさまのまほう』

 

 

絵本の作者、仲宗根萌さんは、首里城のふもとにある首里高校を卒業し、県立芸術大学へ見事合格しこの春から大学生になったばかりのすてきな女の子。実は、沖縄の春の芸術の祭典『沖展』にて、昨年度、e-no株式会社賞を受賞された学生さんです。さらに、その受賞作は、沖展来場者の投票で選ばれる「みんなの1点賞」とのダブル受賞。

 

沖縄教育出版では、沖縄の若い芸術家を応援したい想いから、学生さんのための賞を設けることで参加させていただいていました。その想いをe-noでも受け継ぎ、沖展が出会いとなった萌さんは、e-noへ何度か足を運んでくださり、受験のことなど近況報告をいただきながら交流が続いていました。受賞作『Happyの色いろイロ』は、沖展を終えその後e-noの入り口に!(→コチラでご覧いただけます)

 

すべてマスキングテープで描かれている絵。大きさも、そう小さくなくどちらかというと、巨大。描きたいイメージをテープで創り上げていく、その苦労は途方もないものだったのではないかと想像しますが、見るだけで自然とエネルギッシュになれる明るい絵。苦労をも明るさに変えられる、それが萌さんからキラリと光る個性でしょうか。

 

萌さん自作の絵本『おつきさまのまほう』は、萌さんが小学生の頃、保健室登校をしていた時期があったことから、保健室に来る子たちに読んでもらいたいという願いが込められています。月とともに暮らしが流れる沖縄、絵本のなかで、お月さまは私たちの暮らしを見守り、「あしたもいい日になりますように」と優しい光の魔法をかけてくれる存在です。

 

4月1日、今日はどんな日でしたか?

うまくいかなかったことも、もっとこうしておけばよかったと後悔したことも、傷つきイライラしたこともあったかもしれません。でも、「あしたもきっといい日になるよ」。そっと優しく背中を押してくれる、あたたかな一冊です。

 

「朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る」。大病を克服し、生き方を新たにした沖縄教育出版・創業者の川畑がよく職員にも言っていた言葉です。「あしたもきっといい日になる」、そして今日に感謝し、お月さまにも「おやすみなさい」。

 

 

◆おつきさまのまほう/第13回「家やまちの絵本コンクール」で文部科学大臣賞を受賞

著者:仲宗根 萌

製作協力:e-no株式会社/沖縄教育出版グループ

印刷:丸正印刷株式会社

非売品/30冊の限定製作

:西原町の教育長に贈呈され、西原町の小学校、中学校の保健室、幼稚園、図書館、そしてe-noでもご覧いただけます。

ニッポン子育てしやすい会社
2019.03.29

『日本でいちばん大切にしたい会社2』でご紹介いただたご縁から、その後もずっと交流をいただいている元法政大学大学院の教授坂本先生の新刊が4月1日に発売予定です。

 

 

弊社も紙面で紹介していただくことになった『ニッポン子育てしやすい会社』。人を大切にする会社は職員の子どもの数が多い、ということで弊社を含め沖縄からは2社の事例が掲載されています。発売に先立って先生から贈っていただきました。ありがとうございます!

 

イーノの社員の子どもの数は平均2.14人。子だくさん文化がある沖縄に住んでいると特別多いような気はしませんが…… ただ、3人の子どもを育てながら働く私にとって、子育て経験がある先輩方からの温かい声かけには感謝する日々です。朝礼でも最近の子どもやお孫さんの様子を発表したり、入学などの節目には会社から図書券のプレゼント、皆で祝福する場面も。4月1日にも、高校生になる子が2人、小学生となる子が2人。社員同士、子どもの成長を目の当たりにすることで、これだけ長く一緒に働いてきたんだなと改めて気づかされます。

 

一緒に働く仲間のがんばっている様子が聞けると、前向きな気持ちになれますね!制度だけではなく、心の絆によって子育てがサポートされているイーノの様子が分かる1冊です。

(文:総務・大城明可)

 

 

◆ニッポン子育てしやすい会社 人を大切にする会社は社員の子どもの数が多い

帯:「”お互いさま”が根付いている。だから安心できる」

日本全国8000社から見つけた「仕事と子育て」両立企業

ワークライフバランスに悩むすべての経営者&企業人、必読!

2019年4月1日 初版第1刷

著者:坂本光司&人を大切にする経営学会

発行人:中嶋正樹

発行所:株式会社商業界

頁数:255ページ

定価:1,500円

 

おきなわ医療の言い伝え
2019.03.28

昭和53年、29歳で沖縄教育出版を創業した川畑は、一心不乱に働き社員も増え、会社がどんどん大きくなり、業績もあげていくなかで、突然、体調に異変を感じます。創業から10年経たない38歳のとき、腎臓癌を患ったのです。「ガン=死」と言っても過言ではなかった時代。家族のこと、会社のこと「今、俺が死んだら…」と思い悩み、眠れない日々が続いたそうですが、運良く名医に出会い手術が成功。

 

それまでの働き方、生活、食事を根本的に見直し、夜はグッスリ眠り、「医食同源」を学び実践。その体験が、やがてはe-no株式会社へと受け継がれる健康食品事業の始まりの大きなきっかけとなっています。

 

 

「医食同源」、食事で身体を元気にする体験をした川畑の考えを受け継いでいるe-noでは、ときどき『おきなわ医療の言い伝え』を開きます。長寿の沖縄で、むかしから言い伝えられてきたこと、体調にあわせた沖縄野菜の摂り方の紹介。もちろん、その点を参考にするのですが、それだけなら、現代でもいろいろな本が出ているでしょう。

 

が、この本にしかないユニークなポイントは、目を疑ってしまうような(時には伏せたくなるような)驚くべき《医学的迷信》の記述もかなり多いことです!

 

◆「寝小便をする子どもはよその家へ塩をもらいにやり、その家の者が子どもの尻を素手でたたいてやるとなおる」

◆「妊婦が野菜を手早く切ると子どもの舌が短くなる」

◆「爪マーヤー(爪の左右のくいこみで皮膚が赤くなったり、化膿したりする)の時には牛の鼻に患部を入れたらより。

 

「えーーーーー!?!?」の連発。まだまだあります。満足度未知数、怖いもの知らずの方には、ぜひ一度手にとっていただきたい一冊です。

 

 

◆ おきなわ医療の言い伝え

昭和56年9月10日発行

発行者:川畑 保夫

発行所:株式会社沖縄教育出版

頁数:205ページ

ハードカバー
定価:1,980円

 

沖縄教育出版の書籍に関するお問い合わせについては、naoko@e-no.com

担当:蜂谷(はちや)がお待ちしております!

おきなわこども詩集『でいご』
2019.03.27

(株)沖縄教育出版の創業者である川畑は、そのむかし出版社で訪問販売のアルバイトをしていた経験を生かし、沖縄に関する植物や動物の図鑑や、歴史、偉人伝など創業当初から沖縄の教育や文化に関わる本を出版してきました。今となっては貴重な書籍について、年に数回お問い合わせのお電話をいただくことも。そのなかから、今回は『おきなわこども詩集「でいご」』を紹介いたします:

 

 

第1集の出版は昭和57年1月12日。「沖縄の子どもたちの詩を共同の財産としていきたい」という願いが込められて編集されました。また、それまで、沖縄の子どもたちの作品を集めた詩集の刊行もありませんでした。

 

沖縄中の学校の先生方のご協力のもと、たくさんの詩が集まり、予想をはるかに上回る作品の応募に、全体の5分の1しか掲載がされなかったようです。1集には掲載しきれなかった作品の数々を紹介する機会をぜひしたい、という学校の先生方、教育委員会の方々で構成された編集委員会の熱い想いが叶い、第2集、第3集と続刊されていきました。

 

「子どもたちが、自分のことばで、自分の思いや願いを文字にしていく喜びが、それぞれの作品に満ちあふれています。また、その作品に接するとき私たちの心をゆさぶり、忘れかけていた感動する心をゆり動かしてくれさえくれます」(「あとがき」より)

 

みずみずしい感性で描かれた詩は古びることなく、何度読み返しても味わいがある。この地で育つ子どもたちの視点で描かれる詩から、沖縄ならではの独自性にも気づかされます。e-noの朝の勉強会でも時おり朗読会を行い『でいご』いまだに活躍中です。

 

 

◆ おきなわこども詩集『でいご』

昭和57年1月12日 初版発行

昭和57年3月15日 再版発行

編集者:沖縄県児童詩研究会

発行者:川畑 保夫

発行所:株式会社沖縄教育出版

頁数:263ページ
定価:1,430円

広報担当

蜂谷 菜保子(はちや なおこ)

きっかけは地元北海道、札幌のとある書店で手にとった『日本でいちばん大切にしたい会社2』。そこで描かれていた不思議で元気で温かな沖縄教育出版に惹かれ2011年に入社。北海道から単身沖縄へ。離島含む沖縄中を巡りながら、北海道とは違う沖縄の文化の不思議にもハマっていくうちに、古本屋で貴重な沖縄の本を見つけることが一つの趣味に。

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