「うちなー(沖縄)の島野菜と子どもたちが少しずつ仲良くなれたらいいな!」という想いで挑戦するママと子どもたちの食卓の一コマをご紹介いたします。
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みなさんのお子様は野菜をパクパク食べてくれますか?
わが家には、小4、小1、保育園年中の3歳のウーマクボーイズ(わんぱく少年たち)がいます。
特に次男と三男は野菜がかなり苦手。普段はスーパーでついつい食べてくれる野菜ばかりを選んでしまいます。
そんな中、義父が家庭菜園で育てた沖縄の「島野菜」を時々分けてくれます。
サンゴ礁に囲まれた島で海風と一年中強い日差しを受けた「島野菜」は抗酸化作用も強くミネラルも豊富です。
せっかく身近にあるのに私自身もまだ知らない「島野菜」の魅力をもっと知って、子どもたちにも好きになってほしい。
そんな想いで今回挑戦したのは「ハンダマ」です。

昔から沖縄では「血の薬」などと言われ、暖かい気候だと一年中育つので自家栽培している方が多く、てっきり沖縄独特の野菜だと思っていました。
調べてみると、キク科の多年草で、熊本県では「水前寺菜(スイゼンジナ)」、石川県金沢では「金時草(キンジソウ)」、愛知県では「式部草(シキブソウ)」という名称で流通しているそう。天ぷらやおひたし、サラダなどに利用されているそうです。
この「ハンダマ」、表が緑色、裏側が赤紫色でとてもカラフル!ポリフェノールやビタミン、鉄分も含まれているので、私たち女性には美肌づくりや貧血予防にも嬉しい栄養素がいっぱい。
生でも食べやすいのですが、見た目ですぐに嫌がる手強い次男と三男に食べてもらうにはいくつかの工夫が必要です。
そこで、3つの工夫をしてみました。
◇工夫1 【隠す】 クレープのように具材を巻いて見えないようにする。
◇工夫2 【甘みをつける】 クレープ生地そのものに沖縄の黒糖を加えてほんのり甘みをつける。
※今回は「ちんびんミックス」というミックス粉末を活用。小麦粉、黒糖がミックスされているので水で溶いてフライパンで薄く焼くだけで沖縄風クレープ生地が完成!
◇工夫3 【好みの味をつける】 子どもが好きな「マヨネーズ」で味を整える。


焼いた沖縄風クレープ生地の上に、ハンダマ、茹でたほうれん草、レタスを少々、スライスチーズ、ツナ、そしてマヨネーズをかけたらクルクルっと巻くだけ。
子どもが食べやすいように、ラップで包んで出来上がり!

さて、食べてくれるでしょうか?
長男 「いいんじゃない。食べやすいねー。」
野菜が好きな子なので予想どおりのコメント。
次男 「おいしい!おかわりないの?」
苦手な野菜類が入っているのに、おかわりのリクエスト!
三男 「あま~い。」と言いながらパクパク、ゴックン。

大成功!島野菜と仲良くなれるレシピが一つ出来ました。
みなさんのアイディアや工夫した野菜料理も教えてくださいね。