いなぐ・いきー

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かちゅー湯 鰹節の滋養と香りが体に染み渡る

沖縄とんでもない物語・飲み物編 かちゅー湯 鰹節の滋養と香りが体に染み渡る 「あ~、いい香り」。胸いっぱいに吸い込んだのは削りたてのかつお節の香り。日頃はパック入りの削り節をスーパーで買うことが多いが、久しぶりに専門店でかつお節を一本選んで...
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ぶくぶく茶 「古都で見た、茶器に浮かぶ秋の雲」

沖縄とんでもない物語・飲み物編 ぶくぶく茶 古都で見た、茶器に浮かぶ秋の雲 秋の三連休、子どもたちに「ぶくぶく茶を飲みに行こう!」と声をかけ、首里城下のの池近くにある喫茶「嘉例山房(かりーさんふぁん)」へ向かった。やちむん(沖縄の焼き物)や...
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ノニ 不味くても飲みたい「奇跡の果実」

沖縄とんでもない物語・飲み物編 ノニ(ヤエヤマアオキ) 不味くても飲みたい「奇跡の果実」 ある日の夕方、ミーティングも終盤に差しかかった頃、気分転換にと用意した濃い茶色の液体入りのグラスを半ば無理やり同僚に手渡した。先に口に含んだ井坂歩さん...
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ルートビア アメリカン・グラフティは薬の味⁉︎

沖縄とんでもない物語・飲み物編 ルートビア アメリカン・グラフティは薬の味⁉︎ ジリリリーン、ジリリリーン! 黒電話の向こうから聞こえてきたのはペンフレンドの男友達の声。「アナタとワタシに行きませんか?って誘われたのよ。たしか20代の頃、そ...
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甘くて美味しい「島ニンジン」

ハッピーイエローは冬場の人気者 沖縄の冬場のスーパーでは、鮮やかな黄色で目を引く「島ニンジン」が登場してます。その他、普通の赤やオレンジのニンジンも加わり彩りが映えて私たちの心も彩ってくれるようです。「島ニンジン」は 島言葉で、「チデークニ...
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沖縄こころ旅「浦添城跡・浦添ようどれ」

琉球王国初期の王の墓。ようどれとは夕凪という意味。別名、極楽陵(ごくらくりょう)。   沖縄と京都をつなぐ場所  京都出身の私は16年前に沖縄に移り住み、沖縄の名所巡りを始めた。すると「こうあらねばならない」という正解探しの考えから不思議と...
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沖縄こころ旅「垣花樋川(カチヌハナヒージャー)」

トラ猫と蝉がむかえた水辺の夏 「明日は垣花樋川へ行く予定だけど予報は雨。やめようかな」5月上旬から約1ヶ月半も続く雨、それに加えて仕事の失敗も重なり落ち込んでいた。その気分のまま翌朝を迎えたがカーテンを開けると、なんと数日ぶりの晴天。もう行...
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太陽が味方になった夏の一日

初めての東村は私を解放した。日傘もささず帽子もかぶらず、太陽を目いっぱい浴びたのだ。 東村は沖縄本島北部、世界自然遺産に登録されたの一角を占める。那覇市から車で約2時間。遠いからだろうか。「行ったことがない。どんなところ?」「10年前くらい...
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自然と人と炎が織りなす風合い 〜読谷村・やちむんの里〜

自然と人と炎が織りなす風合い 石畳の道とその脇にポツリポツリと建つ赤瓦の工房。その光景に気持ちが高まる。 那覇から北へ車で約1時間、読谷村(よみたんそん)は本島中部、世界遺産のやサトウキビ畑、その先に広がる紺碧の海など自然豊かな地域。やちむ...
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水と風の庭園は華流ドラマの世界 〜那覇市久米・福州園〜

水と風の庭園は華流ドラマの世界 各地では秋の訪れとともに、彼岸花が真っ赤に咲き、コオロギの鳴き声も聴こえているのでしょうか。10月2日、那覇市に出かけた。気温は31度、太陽の日差しが燦々と降り注ぐ真夏日。外に出ると汗がジトーと溢れてくる。 ...