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ルートビア アメリカン・グラフティは薬の味⁉︎
2022.12.23

沖縄とんでもない物語・飲み物編

アメリカン・グラフティは薬の味⁉︎

 

ジリリリーン、ジリリリーン! 黒電話の向こうから聞こえてきたのはペンフレンドの男友達の声。「アナタとワタシに行きませんか?って誘われたのよ。たしか20代の頃、その時に初めてルートビアを飲んだのよね」。そう話してくれたのはイーノのお客様担当、安次富敏子さん(70代)。

 

横で聞いていた同僚の豊里尚子さん(60代)がすかさず、「デートよ、デートのお誘い!」と、いたずらっぽい笑みを浮かべている。

 

戦後、長くアメリカの統治下にあった沖縄。日本復帰前の1963年11月、嘉手納基地近くの屋宜原に日本で一番最初のドライブインレストランとして、「A &W(エイアンドダブリュ)」が登場した。ドライブスルーではなく敷地内に駐車し、車内で飲食を楽しめる新しいサービス。その看板メニューがアメリカの味としてウチナーンチュにも大人気となる、おかわり自由の「ルートビア」だ。

店内では、冷えたビールジョッキ入りのルートビアが楽しめる。

 

1970年代には「あ(A)なたと、わ(W)たしのドライブイン」というラジオCMが流れ、若者たちのデートの誘い文句にもなった。当時は幅広い世代がルートビアとアメリカンなサービスを満喫しに訪れた。今では、「エンダー」の愛称で親しまれている。

 

安次富さんが好きなルートビアは、18世紀のアメリカで生まれた。名前にある「ルート」は原料である植物の「根」と「ビール」が由来で、1930年代のアメリカの禁酒法時代には、アルコールを含まない炭酸飲料として大人気となった。

 

「免許を先にとった人が車を出して、女友だち4人でワイワイしながらルートビアを飲んだな~。正直言うとサロンパスみたいな味が強くて苦手なんだけど」と豊里さん。

 

そう、ルートビアの面白さは好き嫌いが両極端に分かれること。「独特の清涼感があってクセになる」「炭酸と薬草感のある味がいい」と言うディープなファン。対照的に「薬品っぽい味」「湿布薬みたいにスースーして苦手」と敬遠する方もいる。店内のポスターから、リコリス(甘草の一種)やサルサパリラの根、ジンジャー、セイヨウタンポポなど14種類ものハーブが入っていることが分かりそれぞれの言い分にもうなづける。

 

さて、つい先日、夫婦で慣れない法事の準備や片付けを手伝った帰り道のこと。「今日は夕食作るの大変だよね。エンダーに行こうか?」という運転役の主人の声かけに、「はい!」と一つ返事の私。「そういえば、試験前はルートビアを頼んで勉強してたな~。お代わりできるから学生の身にはありがたかった」と主人。ふむふむ、さては当時の彼女と一緒かな? そういえば私も…。懐かしい青春時代に思いを馳せているうちに、エンダーに到着。

 

車を止め、ルートビアとカーリーフライ(フライドポテト)を注文。日が沈み暗くなってきた車内で、お土産にいただいた御三味(法事用の重箱料理)を広げた。ルートビアの甘くてスースーするサッパリ感が豚の三枚肉にも魚天ぷらにもよく合い、体に染み入った。

 

さて、今年のクリスマスはアメリカンにルートビアで乾杯といこうかな。

 

 

この記事を書いた人

 

 新垣 多美子(あらかき・ たみこ)

ご感想は、tamiko@e-no.comまで!

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沖縄とんでもない物語・飲み物編 ガラナとチチャ・モラーダ
2022.11.17

南米と沖縄を結んで「サル〜!」

「ヒパヒパ!」「サルー!」「サウーヂ!」。さて、これらの言葉の意味は?

 沖縄の島くぅとばでは「ハナハナ!」または「カリー!」。そう、全て「乾杯!」のかけ声だ。ちなみに、ハワイ語、ポルトガル語、スペイン語の順。

 今年の10〜11月の沖縄では、いつにも増して多様な国の言葉が耳に飛び込んでくる。世界中の移民先から沖縄にルーツを持つ人々が帰ってくるのだ。

 10月23日、沖縄市のコザ・ミュージックタウン音市場で「世界のウチナーンチュ大会in沖縄市〜ただいま!おかえり〜!」の音楽イベントが開催された。

 国際色豊かな音楽やダンスパフォーマンスを楽しみつつ、多国籍屋台のフード&ドリンクをお目当てに、最初に向かったのはブラジル料理の屋台。

 ブラジル国旗をイメージした黄色と緑、青い円がデザインされた帽子を被った60代位の女性に、コシンハというチキンコロッケと「ガラナ」というドリンクを頼む。

 「子どもでも飲めますか?」と聞くと「大丈夫!ガラナの種子のエキスが入っていて元気が出ますよ」とのこと。炭酸が効いた爽やかな甘さのビタミンドリンクのような味。コシンハを頬張りながら、6歳の息子もあっという間に飲み干してしまった。

 次はペルーの屋台へ。ペルーの国旗色の赤いTシャツを着た男性も女性も皆、彫の深い顔立ちだ。黒糖シロップをかけて食べるピカロネスという揚げドーナツやペルー風鶏肉のオーブン焼きの横に、赤紫色のドリンクがあった。

 スーパーフードの紫トウモロコシを煮出し、パイナップルの皮やリンゴなどの果物とシナモンで香り付けした「チチャ・モラーダ」というジュースだという。「コドモOK!ペルーデハ、ヨクノマレテル」と若いペルーの県系二世の男性が教えてくれた。フルーティーでいてスパイシーな独特の風味を味わいながら、まだ行ったこともないアンデス山脈や世界遺産マチュ・ピチュに思いを巡らせた。

 数日後、JICAのイベントでは、主人の遠い親戚でペルー県系二世のフェルナンドさんに偶然出会い、約20年ぶりの再会を喜んだ。一緒にいた同じ二世の男性がくれたのが、これまた偶然、チチャ・モラーダのキャンディーだったことにも驚いた。体にいい農作物をお菓子や加工品として活用するのは、沖縄のシークヮーサーに似ている。

 奥さんが沖縄出身だという60代のペルー人男性に聞くと、親戚が集まるとオリオンビールや泡盛で「サルー!」と乾杯するのだそうだ。南米はスペイン語とポルトガル語の世界。移民先の植民地の歴史が言葉の背景にも浮かび上がる気がした。

 10月30日、那覇市の国際通りで行われたウチナーンチュ大会前夜祭では、世界中から集まった県系人のパレードに胸が熱くなった(詳しくは8ページ)。

 言葉や目の色も違う人々の手には沖縄の「さんぴん茶」。三線やそれぞれの民族楽器を奏で歌い踊りながら大きな輪になった世界のウチナーンチュの人々の心は、あっという間に一つになっていた。

 平和を祈って「カリー!」。そして、「ヒパヒパ!」「サルー!」「サウーヂ!」

(お客様担当 あらかき・たみこ)

沖縄とんでもない物語・飲み物編 ぶくぶく茶
2022.10.17

秋の三連休、子どもたちに「ぶくぶく茶を飲みに行こう!」と声をかけ、首里城下のの池近くにある喫茶「嘉例山房(かりーさんふぁん)」へ向かった。やちむん(沖縄の焼き物)や骨董品、沖縄関連の書籍が並ぶ二階席へ案内され、おすすめのぶくぶく茶のセットを頼む。

 

さて、「ぶくぶく茶」と聞いてどんなものを思い浮かべるだろうか?息子たち(小1、小4、中1)は、「口をブクブクして飲むもの」「炭酸みたいにブクブクしていそう」「お湯が沸く時みたいな感じかな」と想像を膨らませているようだ。

 

現代に蘇る幻のお茶

 

しばらくすると、直径20センチあまりの大きな木鉢と通常の2.5倍はある長い茶せんが運ばれてきた。「でかっ!」と三人が叫ぶ。木鉢には煎米(炒った米)を煮出した煎米湯とさんぴん茶(ジャスミン茶)、番茶が入っていて、茶せんを左右に振りながら泡を点てていく。「本当に泡になるの?」と不思議がっていた子どもたちもすぐにコツを掴む。

 

 

店主の大城つきこさんに歴史を教えていただいた。600年以上の歴史があり、琉球王朝時代には中国からの冊封使などをこのお茶でもてなしていたそうだ。もともとは「福福(ふくふく)」だったのが「ぶくぶく」となり、特に那覇のまちではめでたい縁起のいいお茶として庶民にも親しまれ、成年祝いや船出の時にも飲まれていた。船旅は命懸け。無事戻って来れますようにと祈りも込められていた。

 

沖縄戦により40年近く途絶えてしまうが、1990年頃から保存会や大城さんのお母様も携わった茶道の会の皆さんの尽力により現代に蘇ったのだ。

 

そんなぶくぶく茶のきめ細かい泡に欠かせないのが煎り米を煮出す時の水、琉球石灰岩から湧き出るミネラルたっぷりの「硬水」だ。南城市にある(「いなぐ・いきー」7月号で紹介)まで、湧水を汲みに行くというのには驚いた。

 

 

さて、夢中になって泡を点てている最中に、器にこんもりと泡が盛られた一杯が運ばれてきた。「かき氷⁉」「わたあめみたい」「大盛りご飯じゃん!」と子どもたちが口々に叫ぶ。泡を食べながら器のお茶も一緒に飲むよう教えてもらい、期待感たっぷりに泡をカプッと一口ほおばると…。一瞬の間の後、「甘くないね」「泡だね」「お茶の味だ」。抱いていたイメージとはギャップがあった様子。お茶の心と奥深さを感じ取るには少し早過ぎたようで、三人の関心は沖縄の伝統菓子やフルーツへと移っていった。

 

 私はふわふわの泡を何度もおかわりして、口に含むとすっと溶ける不思議な食感を楽しんだ。そして、泡にかけたピーナッツ粉のほのかな甘さと、香ばしい煎り米や爽やかなさんぴん茶の香りを堪能した。

 帰り道、龍潭の向こうの首里城を見上げると、再建中の正殿の上に秋の入道雲が泡のように乗っかっていた。

 

この記事を書いた人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(お客様担当 あらかき・たみこ)

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沖縄とんでもない物語・飲み物編 バタフライピーティー
2022.09.16

「おー、すごい!」「青くなってる〜!」

 子どもたちが目を見開き歓声をあげる。ガラスの急須にゆっくりお湯を注ぐと、透明なお湯がみるみる沖縄の空や海を思わせるような鮮やかなコバルトブルーへと変わっていく。

 「きれいだねぇ。でも、これ、ほんとに飲めるの?」

小1、小4の息子たちが見つめる不思議な飲み物の正体は、新たな沖縄の県産品として注目されている青い花、バタフライピーのハーブティー。タイが原産国のマメ科の植物で、大きく開いた花びらが「蝶」のように見えることから和名では蝶豆(チョウマメ)、英名ではバタフライピーと呼ばれている。

 魅惑的な美しいブルーの秘密は天然色素アントシアニンの成分によるもので、ポリフェノールの一種でブルーベリーの約4倍含まれている。アントシアニンには眼精疲労の予防・回復の効果や、強い抗酸化作用により細胞の老化を予防する効果があり、美肌づくりや健康維持にも人気だ。

 イーノのお客様担当の新垣幸子さん(60代)は今年の春から自宅の庭でバタフライピーの栽培を始めたそうだ。ホームセンターで買った苗をご主人こだわりの土造りをした畑に地植えするとすくすく成長。「肥料もあげないし、水もかけない。雨だけ。土がいいからか、ほとんどほったらかしだけどすごい生命力だよ。最初は14〜15個だった花も多い日には60個近く咲くようになったのよ」。

 その日摘んだフレッシュな花をお裾分けでご近所や会社に持っていくそうだ。

 まだまだ残暑が続く沖縄で、出社した女性職員が楽しみにしているのはドリンクバーさながらのお茶コーナー。同僚の川満美和子さんが絶妙なセレクトと淹れ加減で日替わりで楽しめるお茶類を作ってくれる。ほうじ茶、ウコン茶、野草茶、月桃茶、ミントティー、青切りミカン&シークヮーサー。その仲間の一つに、今年は幸子さんのバタフライピーが加わった。

 タイでは伝統医療のハーブ療法として用いられたり、王室のおもてなしの飲み物として愛飲されてきたバタフライピー。タイからやってきたハーブティーが、イーノのオフィスで人気ドリンクの一つに加わり始めた。昔から、庭のバンシルー(グァバ)やフーチバー(ヨモギ)、ウッチン(ウコン)、クミスクチンなどの薬草を自家製のお茶にして飲む家庭も多かった沖縄。華やかなバタフライピーのお茶が定番の一つになる日も近いのかもしれない。

 さて、息子たちを驚かせたい私。

「ジャーン♪バタフライピーにこのシークヮーサーを入れるとどうなるでしょうか⁉」

「酸っぱくなる」「シークヮーサー茶になる」

 そっと一滴ずつ絞っていくと…なんと、美しい紫へと変化!

「スッゲー!」「なんで〜⁉」予想通りの反応を見ながら、今はまだ素直な子どもたちに心満たされるティータイムを楽しんだ。

(お客様担当 あらかき・たみこ)

父のお手製は夏の朝の定番
2022.08.16

「おはよう。はい、飲んで」

夏休み、ラジオ体操に急ぐ小学生の私に、父が差し出すコップには緑色の液体が並々と注がれていた。父が育てたゴーヤーで作ったお手製のゴーヤージュースだ。

「ゴーヤーはね、ビタミンCたっぷりで、いろんな栄養も入ってるさー。だから夏も元気が出るよ。はい、飲んでごらん」

同じ説明を毎朝繰り返す父の声をBGMにゴクリと一口。予想を裏切らない青臭さと苦味が口中に広がる。一瞬顔をしかめてコップから口を離すが、じっと見つめる父に気づき慌てて一気に飲み干した。

 庭の片隅の一畳ほどの畑で、ゴーヤーを育てるのが父の夏の日課だった。ナショナル製(現パナソニック)の朱色の蓋がついた重いミキサーで、ギュイーンギュイーン!とゴーヤーとリンゴを粉砕する甲高い音とセミの大合唱が競い合う朝は、私が結婚して家を離れるまで毎年続いた。

 そして、今年も夏がやってきた。沖縄の夏はゴーヤーだらけだ。弁当屋やスーパーの惣菜コーナーにはゴーヤー弁当が並ぶ。沖縄生まれのファーストフード店Jef(ジェフ)では、夏季限定で「フレッシュゴーヤージュース」が登場、国際通りのパーラーでは試してみようと果敢に挑戦する修学旅行生の姿も多い。ヘリオス酒造のクラフトビール「ゴーヤーDRY」も人気だ。そして、わが家の冷蔵庫には三ヶ所からいただいたゴーヤーが8本!

 私は子どもの頃から、父が作るゴーヤージュースを飲んで育ったので、てっきり周りのウチナーンチュ(沖縄の人)は誰もが飲んでいると思っていた。しかし、10人中の半分以上が「わざわざジュースは作らないさ〜」「苦くて飲めない。肉や豆腐が入ったチャンプルーだけ」というので驚いた。わが家の当たり前は当たり前ではなかったのだ。

 父はなぜゴーヤージュースを作り続けていたのだろう。

「ゴーヤーには育てる楽しみ、あげる楽しみ、食べて飲む楽しみと色々あるんだよ。人にあげて喜ばれたら嬉しい。お礼に立派なマンゴーをいただいたこともあったよ」と笑う。苦いゴーヤーが甘いマンゴーに変わるなんて!ちょっとした「わらしべ長者」⁉これも沖縄あるあるの一つ。「でも、一番は子ども達が夏負けしないで元気に過ごせたらいいなと思ってたね」

 子どもの頃はあんなに嫌いだったのに、今、無性に飲みたくなる父のゴーヤージュース。今年、私も作り始めた。簡単に作れて少しでも飲みやすくなるようにバナナ、ヨーグルトを加えてスムージー風にアレンジしている。そして、逃げ回る中1・小4・小1の三人息子に父と同じように「飲メー飲メー攻撃」をしながら愉しんでいる。

 皆さんも、食べるだけじゃもったいない、ゴーヤージュースにこの夏挑戦してみませんか?

(お客様担当 あらかき・たみこ)

沖縄とんでもない物語・飲み物編「黒麹もろみ酢」
2022.08.09
夏は、冷やしたもろみ酢を、炭酸割りで飲むという人も多い。一瞬で爽やかにスカッとし、何よりおいしい。

猛暑を乗り切る天然パワー

「プハ~! 生き返る~」 ゴクゴクっと一気に飲み干した琥珀色の液体が火照った体に染み渡り、汗と疲れがスーッと引いていくようだ。3階まで担いできた三日分の買い出しの荷物の片付けもそこそこに、冷蔵庫で冷やした「黒麹もろみ酢」を小さなグラスに注ぎストレートで飲む。特に夏になると、体が欲して飲みたくなる一杯。またこの季節がやってきた。

酢酸のツンとした酸っぱさがないもろみ酢はストレートでも飲めるまろやかな味が特徴。

 

名酒泡盛を生む黒麹菌の力

「黒麹・全麹仕込み」で醸造することによって、天然のアミノ酸・クエン酸を豊富に含むもろみ酢ができあがる。

イーノのお客様担当のご主人(70代)は、晩酌のお酒を切らした時、食前酒代わりに黒麹もろみ酢をオンザロックで飲んでいるそうだ。「アルコールは全く入ってないけど、なんとなく飲んだ気分になるみたい」。 実はこのもろみ酢、沖縄の名酒泡盛を作る過程に出るもろみからつくられる、とんでもないパワーを持った副産物なのだ。 もろみ酢の元となる泡盛を作る際には「黒麹菌」が欠かせない。仕込み段階で水と酵母と黒麹を加えたもろみの発酵時には、天然のクエン酸が大量に作り出される。高温多湿の沖縄の酒造りには、他の雑菌を寄せつけない力を持つ「黒麹菌」が最適なのだ。

14~15世紀にはすでに製造されていた泡盛の長い歴史と比べると、実はもろみ酢の歴史はまだ浅く約50年前のことだという。昔、酒造場で飼っていた豚にこのもろみ粕を食べさせると肉質が良く病気になりにくかったことがヒントとなり、試行錯誤を経て栄養豊富なもろみ粕を活用したもろみ酢が誕生したそうだ。(開発・発案者株式会社石川酒造場)

 

疲労回復と美肌のカギ

このもろみ酢には、疲労回復や免疫力アップなどの健康維持に役立つ天然のクエン酸がたっぷり含まれている。さらに、つや・ハリをつくる美肌効果のあるアミノ酸やミネラルも豊富で、特に体内で合成することができない必須アミノ酸9種類を含め18種類ものアミノ酸を含む健康ドリンクなのだ。 こんなに長い歴史のある泡盛なのに、もろみ酢の誕生はまだ近年のことだったことに驚いた。そして、こんなに栄養たっぷりのパワードリンクがずっと身近にあったなんて、目からウロコだ。

 

今年の酷暑にこの一杯!

色々な飲み方を楽しめるのも「黒麹もろみ酢」の魅力の一つ。 毎日寝る前にストレートで一杯飲んでいるのはお客様担当の宮城順子さん(70代)。「疲れが取れるしとにかく美味しいのよ。後から喉の渇きがないのがいい」。 企画制作部の富山千晴さん(40代)は「会社から帰宅すると、冷やしたもろみ酢を炭酸水で割って料理を作りながら飲むとスカーっとして最高!バレーボールをしている息子(12歳)も美味しいと一緒に飲むのが夏の楽しみです」という。

また、私が担当している60代の男性のお客様(沖縄県)は水で薄めたもろみ酢を水筒に入れ、熱中症対策に毎日持ち歩き「飲んでいると調子がいい」そうです。 今年は全国各地で統計開始以来、最も早い梅雨明けが宣言された。熱中症警戒アラートも連日のように発表されている。日頃の夏の対策に加え、この長い猛暑を乗り切る一杯として、ぜひ沖縄のパワードリンクをお役に立てていただきたい。

イーノの「黒麹もろみ酢」は全部で4種類。保存料など添加物を使用せず天然素材の甘味と酸味が人気。

お客様担当 新垣 多美子(あらかき・たみこ)

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