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読書感想文、感想画コンクールへの想い
2022.11.21

e-no株式会社 代表取締役の川畑信介です。創業者の父、川畑保夫(1948~2022)の残した言葉を今、学び直しています。これからのe-noが大切にしていく考え方を確かめていきたいと思っています。

 


 

11/19、具志頭小学校にて、第59回全沖縄青少年読書感想文、感想画コンクールの審査会にお邪魔しました。e-no株式会社は10年近く、特別協賛という形で同コンクールをサポートして参りました。今までは表彰式という晴れの舞台への参列のみで、裏舞台の現場、審査会まで足を運ぶことはありませんでした。一度は現場へと思ってはいましたが、土曜日というお休みの日ですので、正直な気持ちを申し上げると優先順位を低くしていたことは否めません。今回は、父の想いに触れたいという気持ちから、ご挨拶もさせていただきました。

行ってみてわかったことは、当たり前ながら、先生たちは子供たちの本に触れることで生まれる表現力を応援したい気持ち、それ以上の想いから土曜の休みを返上して、朝から夕方までかけて、全てに目を通して、優秀賞などを決めていると聞きました。感想画では、先生同士で議論を重ねながら、厳しい眼差しで作品を手にしては、他の作品を見ながらとこんなに一作品に時間をかけるのかと驚き、一方、感想文はシーンと静まり返った中で、先生方がテストを受けてるような緊張感溢れる雰囲気で作文を読んでいる姿に、すぐに邪魔してはいけないと中に入ることすら、できないような雰囲気でした。

さて、11年前から始めた特別協賛ですが、その理由を父から聞いたことがありました。審査にあたる先生たちはその当時は手弁当で参加。先生方たちの熱い想いに企業として、何か少しでもサポートすることができないかということで、協賛を琉球新報社へ申し出たと聞いております。企業サイドとしては、協賛するということは、気持ちも大事ですが、PRとしての要素も少なからずあるかと思っておりましたので、経緯を聞いた時には、何年続くのかな?と冷ややかな目で見ていた私がいました。父の口癖は、今の教育から芸術、文化の授業が減らされ予算までも削られていく中、企業こそが地元への貢献としてそのような豊かな心を育むためのものをサポートすることが、本来の地域貢献だと話していました。まだまだ、その意味がわかるには程遠いですが、サポートし続けることで、何らかの意味がわかってくるのかもしれません。

「素直」の奥にあるもの   
2022.11.08

e-no株式会社 代表取締役の川畑信介です。創業者の父、川畑保夫(1948~2022)の残した言葉を今、学び直しています。これからのe-noが大切にしていく考え方を確かめていきたいと思っています。

 


 

   朝令暮改とは朝に出た方針が夕方には変わっていて、方向が定まらないということですが、父のやり方は朝令暮改ならぬ、朝令朝改でした。朝礼で方針を述べた直後でも、職員の話やお客様からの意見を聞いて良いと思ったら、さっきまでの話を捨て、すぐに変更し、そして実行してみる。このような「朝改」は何度もありました。

 

私は横でそのような父を否定的に見ていました。自分の考え、やり方を捨ててまで、他人から言われたことをそのまま実践する父を、経営スタイルがない、自信や経営ポリシーがないからだろう、と。

今になって「朝改」の意味に気づかされます。その時の父は、さっきまでの考えは間違っていた、気づいていなかったと、素直に自分を鑑みることができたのでしょう。現場の話を聞いて、職員の意見が正しいと考えるとその場で受け入れ、あらためて皆に話す素直さがあったのだと思います。

 

言われたままアクションする、真似をすることができる。そこには誰もが認める素直な父がいました。父の視点に立って見た時、私のやり方はただ失敗を怖れていただけでした。学んだことを精査することばかり、あるいは作戦を練ることばかりに時間を費やしていました。そうではなく、逆にどんどんトライして失敗の経験を積んだ方が、近道であると今では理解できます。

率直に自分の状況を伝えることによって、むしろ早いスタートを切れる。「素直」こそが成長の近道、なのでしょう。簡単なようで、一番難しいスキルなのかもしれません。

「日日是好日」この言葉が、今一番響きます。
2022.11.02

e-no株式会社 代表取締役の川畑信介です。創業者の父、川畑保夫(1948~2022)の残した言葉を今、学び直しています。これからのe-noが大切にしていく考え方を確かめていきたいと思っています。

 


 

2022年8月4日、頼まれた本を父に届けた後、届いたメールの最後に書いてあった言葉が、「日日是好日」です。その時、体調がすぐれなかったのか珍しく弱気なコメントもあり、その中で父らしい言葉のチョイスだなぁと思いました。このメッセージは、家族との関係、家族との時間、家族を大切にしたい思いで溢れてました。

 

家族との関係を大切にしたい。という想いが強くなればなるほど「日日是好日」の言葉の重み、響きの良さが心を覆い尽くしていたのかもしれません。

 

父が生き方の中で一番大切にしていたことは、人と人とのつながり、絆でした。いつ、どんな時でも、誰かと会う時には、こちら側の事情は関係ないからと、満面の笑みで会う姿を何度か目撃したことがありました。そのような父の姿に、社長とはいつも仮面をかぶって生きているのか?外面を大切にするがゆえ、、、と冷めた目で見ていました。社長業を引き継いで約10年、父の姿勢の根っこが少しずつですが見えてきたように思います。何年ぶりに会う人、毎日会う人、どんな人とでも、大切に接する心構えとして「日日是好日」だったのではないか、と今になって気付かされます。

 

「いい言葉を使えば、いい人生が、、、」それが父の口癖でした。しかし、私との会話では、乱暴な言葉が飛び出しました。そのような記憶を超えて、メールに残っている父のメッセージの温かさに、今日も勇気をもらえたような気がします。

お客様に「会うこと」でしか生まれない。
2022.10.28

e-no株式会社 代表取締役の川畑信介です。創業者の父、川畑保夫(1948~2022)の残した言葉を今、学び直しています。これからのe-noが大切にしていく考え方を確かめていきたいと思っています。

 


 

経営の話となると必ず出てくる言葉は「お客様に会うことは誰でもできる」「誰でもできることをちゃんとして欲しい」。営業に長けていた父は、お客様を何より大事に考えていました。

 

それらの言葉は、営業においては当たり前のことですし、私は、父から聞く度に「はい、もちろんです。」と、自信を持って答えてました。しかし、今思えば、表面的には受け取っていたものの、深い意味、父の意図までは理解していなかったということに気付かされます。「お客様に会うこと」とは、こちら側からお客様へアクション、お電話、お葉書を通してコンタクトを取る回数を増やすことと信じていたのかもしれません、、、。

 

 

また、「誰でもできることをちゃんとして欲しい」とは、ただ会うだけではなく、アフターフォローにとどまることでもなく、お困りごと、お悩みなど、お役立ちをしてこそ「お客様に会った」ことになるという意味でした。

 

私自身も、挨拶だけの人もいれば、お互いの今どうしているのか?と自分の悩みや感じていることを話す時もあります。お互いの心のうちを話してこそ、はじめて「会う」に値するのだと、今になって気づきを与えてもらっています。なぜ、自分の体験と照らし合わせて父の言葉を聞けなかったのか。当たり前のことを言われる時ほど、その意味、その意図をしっかり受け取ることの大切さを痛感しています。

 

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